難関クラス ~今そこにある危機~

塾長です。

先月のVもぎ(都立自校作成対策もぎ)の速報を個別にお伝えしました。

今回の結果から見えてきた「今そこにある危機」について説明させていただきます。

 

第一志望校の合格可能性(%)

5科偏差値65以上の塾生の結果です。仮内申が発表される前の数字になります。

ただし先日、共有してもらった仮内申結果では、ほとんどの塾生がupまたは高位安定でしたので、さらに可能性が上がるとお考え下さい。ただ都立西高校は偏差値65ではかなり厳しいことがよくわかります。

西 90
青山 90
西 90
日比谷 80
国立 90
国立 80
戸山 80
国立 80
西 80
西 80
国立 80
西 60
新宿 80
西 80
立川 80
立川 80
西 40
戸山 80
立川 80
西 60
立川 80
国立 40
国立 60
西 20
西 20
西 20

今そこにある危機

次に各科目の結果に注目したところ、「英語と数学の実力不足」が浮き彫りとなりました。

【数学の得点】
100
92
90
90
90
90
85
85
82
82
82
82
82
77
77
77
76
75
75
72
72
72
71
71
70
69
69
69
67
67
67
66
65
65
60
57
49
47
37

今回は「77点あたりで偏差値65」「65点あたりで偏差値60」ですので、比較的簡単なテストだったと考えられます。しかし、「23人が偏差値65未満」「6人が偏差値60未満」となっております。返却後は「直し」を第一優先で実施し、もったいないミスを減らす取り組みをしていきましょう。

 

次に【英語の得点】です。
87
76
74
68
68
68
66
64
64
62
62
60
56
55
54
52
51
50
50
48
48
48
48
48
46
44
44
44
44
44
40
40
40
38
36
36
36
34
28

今回は「60点あたりで偏差値65」「48点あたりで偏差値60」ですので、本番に近い難易度の高いテストだったと考えられます。結果、「27人が偏差値65未満」「15人が偏差値60未満」となっております。英語は一番注力し、時間をかけている科目になります。その英語での成果が出せていないことが私が考える「今、そこにある危機」です。スキマ時間に配布している英語プリントをやりこんでいますか?特に自校作成校は海外帰国生が一定の割合で勝負を挑んでくる入試になります。普通の準備では太刀打ちできません。そのあたりのことももう一度思い出し、力をつけていきましょう。逆に考えると英語と数学の実力がついてくれば、合格は見えてくるということです。今が一番の頑張りどころであり、伸びる時期です。自分にこれからに期待しながら、一日一日やりきっていきましょう!

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

目次