最後の追い上げで合格した卒塾生(4)

目次

合格体験記(2020年 新宿:Kくん)

僕は学志舎に入る前、進んで勉強することが苦手でした。その性格から、小学生の頃に受けた中学受験も失敗してしまい、中学に入った頃は高校受験に向けて何をすればいいのかが一切分かりませんでした。そんな中、中学1年の5月頃に母から学志舎を紹介され、入塾することになりました。入塾した時にはすでに多くの生徒の人が学志舎で勉強をしており、また、授業中の集中力が凄まじかったため、自分はこの塾でついて行けるかどうかが少し不安でした。入塾した頃は、時間内に問題を解き終わらないことがありましたが、授業の内容を出来るだけ覚えようと、教科書の見直しなどを繰り返し行いました。布施先生からは内申を上げていくことが大切だといつも教えられていたため、まずは内申を上げていくことを意識しました。僕の場合は中学1年の1学期から2年生の1学期にかけて素内申が34から39まで上がりました。学志舎でなかったらここまで内申が上がることはなかったと思います。2年生の夏には、高校見学などを通して、志望校を都立新宿高校に決めました。

自校作成高校は、僕の内申と偏差値では合格が難しく、成績を上げていく必要がありましたが、2年生の2学期、3学期では成績があまり伸びませんでした。やがて3年生になり、得点になる内申が出るのにもかかわらず、内申はほとんど変わりませんでした。しかし、模試の偏差値は65前後が多かったため諦めずに努力を続けました。自校作成校の模試ではB判定が多く出ていたのですが、最後の模試である1月の模試ではC判定が出てしまい、合格はかなり厳しいものとなりました。ですが、その結果が僕を本気にさせました。僕は1月の模試の結果が出た後、5教科全てに力を入れました。特に数学と英語には全力で取り組みました。数学に関しては、学志舎で頂いたプリントの新宿高校シリーズを10周ほど、英語も同様のオリジナルプリントを入試の前日の日まで、毎日、繰り返しやりました。ここまでできたのは、布施先生の「自校に行きたいなら、おかしくなるしかない」という言葉があったからです。内申が足りなかったからこそ、とにかく量をこなすことを意識しました。入試当日に臨むときには「誰よりも量をこなした」という自信がありました。

合格発表のときに自分の番号を見つけたときには、最後の追い上げが結果につながったのだと思いました。これまで学んだことから、合格のために後輩の人達へアドバイスできることが3つあります。1つ目は、結果にとらわれすぎないこと。模試などでよくない結果を取ったとしても量をこなせば合格は見えてきます。2つ目は、合格のために今からできることは何かを考えること。例えば、塾に早く来て勉強する、といったことなら日々できることだと思います。3つ目は、先生を信じること。布施先生と村岡先生がおっしゃることは必ずためになります。また、先生方が作るプリント等も受験において非常に良いものとなります。これらのことを意識して努力を続ければ、合格は見えてくると思います。頑張って下さい。応援しています。

合格体験記(2020年 豊多摩:Sさん)

私は中学3年生の春に学志舎に入塾しました。理由は、学志舎に入る前の塾の自習室がしっかりと集中して学習にとりくめる環境ではなかったことや、授業自体が私とあまりあっていなくて成績が伸び悩んでいたからです。私は友達のすすめで入塾を決めましたが、正直授業にきちんとついていけるかとても不安でした。中学1年生の頃から学志舎の存在は知っていたのですが、「頭が良くて成績優秀な子が沢山いる塾」というイメージがあり、「私には入塾すら出来ないだろう」という想いがあったのが本音です。しかし、いざ入塾してみると、沢山の不安はあったものの、布施先生と村岡先生がとても分かりやすい授業をしてくださり、質問にも丁寧に答えてくださったおかげで、授業にもついていくことが出来ました。また、学志舎では授業の中で他の塾ではあまり無い、卒塾生からお話を聞く貴重な機会や、内申アップの方法などのお話を聞く機会も沢山ありました。私は学志舎で学んだことを活かして勉強し、学校生活を送ることで1学期から2学期で内申を+5上げることができ、模試の偏差値は+12上げることが出来ました。そこで、受験期に内申アップや偏差値アップのためにしてきたことがあるのでお伝えします。ぜひ、読んでいる後輩の方は試して見てください。

まず、内申アップの為にしていたことは定期テストで高得点を狙うことはもちろん、その他にしていたことが主に2つあります。1つ目は、提出のワークはただ解くだけでなく、間違えた問題のちょっとした解説や豆知識、関連した知識を少し付け加えて提出したり、ノートにメモをたくさんとったりすることです。ワークへの書き込みは、知識を身につけることが出来るので偏差値アップにも繋がると思います。2つ目は先生と沢山コミュニケーションを取ることです。授業の質問などをするのもとてもいいですが、世間話など休み時間に積極的に先生とお話をするだけでもいいと思います。今までこの2つのことができていなかった人も、今から始めることで先生に意欲は伝わると思います。ほんの少し周りの人と差をつけるだけでやがて大きな差が生まれてくると思うので、ぜひ実践してみてください。

次に私が偏差値アップの直前にやっていた勉強法や気を付けていたことをいくつかお話します。まず、今までの模試や過去問の見直しをもう一度しっかりとすること、自分の苦手な教科又は分野は何かということをしっかりと理解することを徹底していました。模試や過去問の分析を丁寧にして、自分の苦手分野を知ることで、徹底的に苦手を克服することが出来ると思います。私は英語に苦手意識が少しあったので長文を読む時間を短くする為に長文の音読を1日2回するようにしていました。1回の音読が10分かかったとしても1日20分程度の音読を習慣にするだけで点数アップに繋がるのでオススメです。また、勉強法で気をつけていたことは、綺麗に丁寧にまとめ過ぎないということです。時間は限られているので出来るだけ効率的に勉強することを意識していました。自分にあった勉強法を見つけて、続けていけば確実に偏差値・点数アップに繋がると思います。

私は受験生として過ごした1年間の間で、何度も心が折れそうになったり、諦めてしまいたくなったことがありました。しかし、授業の中で村岡先生が言ってくださった「努力は絶対に裏切らないから、信じて頑張り続けるしかない!」という言葉に毎回元気づけられ、最後までやりきることが出来ました。受験間近の時期には次々と届いてくる推薦合格のお知らせからくる焦りやプレッシャーなども大きく、辛いこともありましたが、直前期は布施先生の「今まで沢山やってきたんだから大丈夫。自分以外の誰が受かるんだ!という気持ちでぶつかるんだ!」という言葉で乗り切ることが出来ました。このように学志舎では勉強面だけでなく、気持ちのサポートも沢山してくださいます。そんな学志舎だったから合格まで頑張ることが出来たのだと思います。本当にありがとうございました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。受験生、辛いことも沢山あると思いますが、毎日しっかりと自習に参加し、一生懸命に勉強に取り組み続けることが出来れば絶対に合格出来ると思います。最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています。

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

目次