「解説」を活かす勉強

昨日、小6都立の塾生には「授業後の自習」を遠慮してもらいました。

理由は宿題範囲の解説部分の読み込みができていなかったからです。

通常授業の序盤は宿題範囲の復習から入ります。

その際、完璧に再現できなくても構いません。

しかし、「解説」をしっかり読み込み、その再現に近づこうとした形跡がないとなると、

それは全然進歩できていないことになります。

その状態で私の解説授業を聞いたとしても、「暖簾に腕押し」状態です。

解説を丁寧に読みこみ、自分の頭を使って、一つ一つ進めていかなければ、

アタマを鍛えることなんて、できません。

都立中の入試問題では思考力が問われます。

単純暗記だけでは太刀打ちできません。

アタマを丁寧に働かせなければ、正解にたどり着くことはもちろん、

それまでの部分点をもらうこともできません。

その練習のために「解説」を24時間対応してくれる先生だと感謝し、

活かしていかなければなりません。

何が書かれているのか?

どういった観点がポイントだったのか?

そういったことを自問自答しながら向かっていくことが大切です。

先にある入試のことはイメージできなくて構いません。

目の前の問題に対して、自分ができるところまでチャレンジできる人であって欲しいと思います。

「解説」の重要性は小5の時から伝えていますし、

3月からも幾度となく伝えていることです。

それだけに昨日のことは本当に残念でなりませんでした。

※写真は今春、三鷹中に合格した塾生です。

彼女の問題集の「解説」にはマーカーや書き込みがしっかりされていました。

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この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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