「解説」を活かす勉強
昨日、小6都立の塾生には「授業後の自習」を遠慮してもらいました。
理由は宿題範囲の解説部分の読み込みができていなかったからです。
通常授業の序盤は宿題範囲の復習から入ります。
その際、完璧に再現できなくても構いません。
しかし、「解説」をしっかり読み込み、その再現に近づこうとした形跡がないとなると、
それは全然進歩できていないことになります。
その状態で私の解説授業を聞いたとしても、「暖簾に腕押し」状態です。
解説を丁寧に読みこみ、自分の頭を使って、一つ一つ進めていかなければ、
アタマを鍛えることなんて、できません。
都立中の入試問題では思考力が問われます。
単純暗記だけでは太刀打ちできません。
アタマを丁寧に働かせなければ、正解にたどり着くことはもちろん、
それまでの部分点をもらうこともできません。
その練習のために「解説」を24時間対応してくれる先生だと感謝し、
活かしていかなければなりません。
何が書かれているのか?
どういった観点がポイントだったのか?
そういったことを自問自答しながら向かっていくことが大切です。
先にある入試のことはイメージできなくて構いません。
目の前の問題に対して、自分ができるところまでチャレンジできる人であって欲しいと思います。
「解説」の重要性は小5の時から伝えていますし、
3月からも幾度となく伝えていることです。
それだけに昨日のことは本当に残念でなりませんでした。
※写真は今春、三鷹中に合格した塾生です。
彼女の問題集の「解説」にはマーカーや書き込みがしっかりされていました。
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