【都立日比谷高校】星陵祭に行ってきました!(2025年)

学志舎 村岡です。

日比谷高校の文化祭「星陵祭(せいりょうさい)」に行ってきました。
今年は星陵祭50周年というメモリアル・イヤーでした。

目次

星陵祭とは?

2025年パンフレット。表紙の質感がとても良かったです

1946年から星陵祭としてスタート。伝統ある文化祭です。
全学年クラスの出し物は全て演劇で、高1生から約50分の長編ストーリーをこなす日比谷生たち。
各クラスの公演は現地での予約(学校で配布されるQRコードから予約)となり、高3生の回は2~3分ほどで満席になってしまうという人気ぶりです。

学志舎を卒塾した現役日比谷生

在校中の学志舎卒塾生は、

高1生 2名
高3生 1名

エリア的に学志舎からの志望者が多くはありませんが、
最高峰の学びの環境があり、とても充実した高校生活を送れる学校と言えます。

参考)以前の記事

【都立日比谷高校】学校説明会に行ってきました!(2025年)

都立日比谷高校の2次募集に思うこと ※2024年3月の記事です

高1とは思えない公演の完成度!

毎回思いますが、演劇とはこんなにも奥深い総合芸術なのか!と驚嘆させられます。
卒塾生からお誘いを頂き、当日は2つの演劇を鑑賞できました!

『冷たい校舎の時は止まる』

卒塾生Iくん(高1)の出演作品

<ストーリー>                                     冬の寒い日に、8人の高校生が自分たちの通う校舎に閉じ込められてしまった。
なぜこのメンバーが集められ、そしてどのように脱出するのか?
お互いの人間関係を語り合いながら、生きることについて考えさせられる内容。

I君(高1生)は主役を務められました。
ほとんど全てのシーンにセリフが求められる役でしたので、準備は並大抵のものではなかったと思われます。
彼のお兄さん(学志舎の卒塾生:日比谷高校→現東京大学)の時にも、星陵祭に顔を出させて頂きましたが、今回も素晴らしい演劇を観させて頂きました。

私が観賞した回では、なんと作者の辻村深月先生がゲストで来られていました
大物作家が来場する日比谷高校。やはりすごすぎます。
ちなみに、令和6年度(2024年度)の都立高校入試の国語では、辻村先生の作品『あの夏の星を見る』が出題されました。
個人的にも好きな作家さんで、『かがみの孤城』や『ツナグ』は特にオススメです。

『アラジンと社畜のランプ』

卒塾生Kさん(高1)の出演作品

<ストーリー>                                     魔法のランプを手に入れたアラジンがランプをこすると、願い事を叶える魔法使いのジーニーが出てくるはずが、なぜか日本のブラック企業に勤める地味なサラリーマンが現れてしまう・・・。
現代に生きる冴えないサラリーマンが、アラジンと過ごすことで少しずつ自分の人生について考え、自分らしさを取り戻していく内容。

「ランプをこすると社畜が現れる」という謎で笑える設定が面白く、とても楽しく鑑賞できました。
キャストとして大活躍したのは、Kさん(高1生)。
堂々とした振る舞いとセリフ回しは、高校生とは思えないレベルでした。
とても華がある演技を見せてくれたので、ぜひ来年も活躍してほしいと思います!

日比谷高校の文化祭は演劇以外も魅力!

日比谷高校の文化祭では、演劇だけではなく、部活ごとの展示やイベントもたくさんあります。
学内に掲示されているレポートのレベルも興味深く拝見させてもらいました。
立ち寄った図書館では、「雑草研究部」が取材協力しているマンガ作品を発見!

雑草研究部なので『ザッケン!』

また、学校グッズを販売する物販コーナーにも足を運びました。オリジナルのシャーペンやクリアファイルは、土曜日の午後には売り切れており、私はノートのみ購入することができました。
来年以降、オリジナルグッズを購入したい方は、初日の午前中に行かれることをオススメします。

50周年の文字が星陵像を彩る

当日、私は土曜日午後からの参加でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。
学志舎では各先生が参加した文化祭ブログをアップしており、たくさんの方に読んで頂いているようです。
今後も様々な記事をあげていきますので、受験学年以外の塾生にも参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

大学卒業後、大手広告会社で営業や人事を経験。その後、企業や自治体、大学での講演活動に活躍の幅を広げる。採用の仕事において面接した学生数は1万人超。2017年秋、布施塾長の教育理念に共感し学志舎に参画。小・中学生の文系授業を担当。都立中学への細やかな作文指導が強み。都立高校の推薦入試においては、塾業界随一の面接経験、集団討論の経験を活かし、毎年、驚異の合格結果を出し続けている。直近8年間では都立推薦入試において179名を合格に導く。多様な経験をしてきた強みを活かし、日々の学習を通じて社会で活躍できるような視座を子供たちに持たせることを指導の根幹としている。一生モノの記述力をつけたい小学生。将来に活きる推薦特訓で合格を勝ち取りたい中学生。学志舎で待っています!

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