合格体験記(2020年 都立武蔵野北高校1:Uさん)

私は小6の3月に学志舎に入塾しました。それまでは都立中受験のために大手の塾に通っていましたが、勉強に身が入らず、残念な結果になってしまいました。そんな時、友達が学志舎に通っていることがきっかけで学志舎に出会いました。体験授業の日。学志舎に入った瞬間、目に飛び込んだのは、私と同じ学年の子たちが黙々と授業に集中している姿でした。それは、授業中に話している子が多い大手塾に通っていた私にとっては信じられない光景でした。帰るとき、母に他の塾も体験するかと聞かれましたが、私は即座に「しない。学志舎にする。」と答えました。

 

中1の初めの頃はスピードの早い授業になんとかついていけましたが、勉強内容が難しくなるにつれて授業についていけなくなっていきました。そして、中3になる直前、難関クラスに所属していた私は、応用クラスに変更しようと布施先生と村岡先生に相談しました。すると、私の志望校を聞いた先生方は難関クラスの継続を勧めてくださり、私は難関クラスに継続して所属することにしました。

 

中3になり、学志舎の授業のスピードについていけないことも何度かありましたが、自習の時間に補い、また定期テストもこれまで以上に勉強したことで内申が41と自己最高となりました。夏期講習は朝8時~夜22時までほとんど休みなく勉強しました。私は演劇部に所属していたため、7月は午前に部活、午後から授業に参加という形となり、この時期は夜22時まで自習をしていました。夏期講習では主に共通問題の過去問を解いていましたが、結果は散々なものでした。そのため分からない問題について何度も質問に行き、その日のうちに理解をしてきた結果、8月末の模試の結果は7月から偏差値が12upし66になりました。

 

9月になり、自校作成問題を解き始めると、解説を読んでも分からない問題ばかりで理解に時間がかかりました。それでも、一つ一つ理解してから次に進むようにし、10月の自校作成模試ではさらに良い成績となりました。しかし、11月の期末テストの1日目に体調を崩し、テストを受けることが出来ず、このときから調子が崩れていきました。なんとか内申は1学期からキープできたものの、12月の自校作成模試では偏差値が10以上下がってしまいました。そして冬期講習を迎え、都立新宿高校の過去問を解き始めました。ここで数学が解けるようになりましたが、一方で英語の点数は思うように上がりませんでした。何度も何度も速読プリントを繰り返しましたが、新宿高校の英文の内容が合わず、不安ばかりが募っていきました。

 

英語が解けないまま冬期講習が終わり、母から武蔵野北高校の推薦入試を勧められ、私もその方が良いと思い、武蔵野北高校の推薦入試を受けることしました。このことを布施先生と村岡先生に伝えると、「やるからには勝とう」と背中を押してくださいました。それからの2週間はあっという間に過ぎていきました。先生方や多くの先輩方が的確なアドバイスをくださり、たくさんのことを学ぶことが出来ました。推薦入試は不合格となってしまいましたが、その後、布施先生から「これからが勝負だ。絶対合格するぞ!」という言葉をいただき、そこからの約1ヶ月間、不合格だったことを引きずることなく勉強することが出来ました。

 

そして迎えた当日、国語と数学はうまくいきましたが、英語は最後の3問が解けませんでした。昼休みに気を取り直し午後に社会と理科を解きましが、この2教科が私の不安な気持ちに追い討ちをかけるように解けませんでした。沈んだ気持ちで家に帰り、布施先生に「やらない方がいい」と言われていた自己採点をしました。すると、理科と社会がこれまでにないほど悪い点数でとても他の教科で補えるような点数ではありませんでした。この点数を目の当たりにした私はもう受からないだろうと思い、その状態で学志舎に向かいました。そして、私は布施先生と話している間に号泣してしまいました。すると布施先生は、「まだ不合格って決まったわけじゃないよ。信じて待とう。頑張ってきたことを誇りに思っていいよ。それだけのことをやってきたのをずっと僕は見ていたから。」と温かい言葉をかけてくださいました。それからの9日間、何度も私立のHPを開いては不安に駆られていました。

 

そして合格発表の日、武蔵野北高校はHPでも公開されるため、私は自分の部屋で一人、武蔵野北高校のHPを開きました。合格発表のページを開いてすぐに目に入ってきたのは自分の受験番号でした。初めは信じられず、二度見してしまうほど驚きました。私が合格できたのは、布施先生や村岡先生、家族のみんなの支えによるものだと思います。そして学志舎では、勉強だけでなく、挨拶や人生のことなど社会に出ても役立つことも学ぶことができました。本当にありがとうございました。

 

【後輩の皆さんへ 】
授業についていけなかったり、他の子が出来ているのに自分は出来ないと感じ不安になることもあると思います。でも、一つ一つ理解していけば、前の自分よりも確実に成長しているはずです。志望校合格に向けて頑張ってください!

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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