我が子を通して、親御さまの気持ちをイメージする
塾長です。
長女(中2)が今年の春から、次女(小5)が今年の夏から学志舎に通っているのですが、通わせて良かったなと思うことがあります。
それは大変僭越ながら申し上げさせて頂くと「塾生の親御さまの気持ちが少しだけイメージできるようになった」ということです。
例えば、
【1】塾の授業を理解できているのか?
【2】宿題はやっているのか?
【3】前向きに塾に通っているのか?
【4】今日の通塾は充実していたのか?
といったことを我が子を通してより強く考えるようになりました。
【1】については、塾での様子を私は見ることができますし、テスト結果、さらに週末の自宅学習を私が担当しているので、現時点での理解度や学力は把握できます。ただ勉強が好きなタイプでもなく、負けず嫌いな性格でもないため、まだまだ伸びしろが十分にある状態です。自宅学習時に「わからないところを教えるよ」と声をかけても「大丈夫!」と我が子に振られる状況で、なかなかエンジンがかからないのが、目下の悩みではあります。
ただ、親バカではございますが、他の塾生のようにスラスラ進めることができない我が子が、一生懸命に問題に取り組もうとしている横顔を見るだけで愛おしく感じています。その努力する姿勢をこれからも褒めていきたいと思います。
【2】については、受験のプロとして現時点で我が子に必要なことは何か?を把握していますので、優先順位を私の方で決め、進めています。そして、誘惑の多い子供部屋ではなく、リビングでの学習にして集中して取り組むように気をつけています。
【3】については、運動会前日で体調が万全でない時に「今日、塾を休んでいいよ。」と伝えたら狂喜乱舞していましたので、悲しいですが、そういうことなんだと思います。まだ受験生ではないからな~と自分を慰めるようにしています。
【4】については、思春期の長女にはあまり根掘り葉掘り聞かないよう、機嫌が良さそうな時に一つのことだけに絞って聞くように気をつけています。
一方で、まだ無邪気な次女については、塾帰りに一緒に三鷹駅のバス停まで歩きながら学校の様子や塾のことを聞くようにしています。
「今日、漢字の小テスト、満点だった!」
→「良かったな!頑張って準備してたもんな~。嬉しいな~。」
「佐藤先生の話、面白かった!」
→「何を話してたん?教えて!」
「今日の学校の給食の和風ハンバーグ美味しかった!」
→「ええな~、父さんも食べてみたいわ~。」
「移動教室で作ったフォトフレーム、持って帰ってきた!」
→「どんなデザインか、帰ったら見せて!」
こんなやり取りです。
そして、バスに乗った次女を見送った後、「多くの親御さまも帰宅したお子さんに、いろいろな話しをされているんだろうな」とイメージしながら、教室に戻って授業に入らせてもらっています。
授業では「さあ、西高の数学の解説やるで!」といった調子で進めるのですが、その授業内容と数分前に交わした我が子との会話のギャップを自分自身面白く感じ、楽しい気持ちになることがあります。
このように、親御さまの気持ちが少しだけイメージできるようになったキッカケを与えてくれた、我が子に感謝したいと思います。
都立受験なら学志舎へ。