最後の追い上げで合格した卒塾生(1)
塾長です。
都立一般入試まで10日をきりました。そこで独特の緊張感と不安を感じている中3生の力になるようなブログ投稿を連投していきますので、エネルギー充填にご活用下さい。
しばらく「推薦リベンジ(推薦入試の悔しさを一般でぶつけて見事合格)」シリーズを続けていましたので、次は「推薦チャレンジなし。内申不足または模試偏差値不足から最後の追い上げで一般で合格」シリーズを展開します。感動ストーリーはたくさんあるのですが、受験前ですから厳選してご紹介しますね。
合格体験記(2021年 国立:Sくん)
僕が学志舎に入塾したのは、中学1年生の5月でした。教室で集中する塾生を見て僕もこうなりたいと思いました。1,2年生の時は、部活や授業に全力で取り組み、楽しむようにしていました。テスト期間以外は、集中して取り組みメリハリをつけて勉強しました。3年生の夏期講習で平成21年の都立新宿高校の英語(リスニングなし)を解くと、1ケタしか取れませんでした。また、8月の共通問題模試では国語と英語は平均点ほどしか取れませんでした。しかし、そこであきらめるのではなく地道に努力して復習を重ねました。英語の基礎は単語と速読なので、この2つは早い時期から取り組みました。過去問は解き直しをし、内容一致問題が出そうなところが感覚でわかるようになるまで量を重ねていきました。国語の漢字は基本8割以上をとるように早い時期から覚えるようにしました。文章は、速く読めるように速読練習をしていました。とにかく問題を解き慣れることを頑張りました。慣れると文章構成や大事なところがわかるようになり解きやすくなったので、問題演習を重ねるようにしました。数学は学志舎のオリジナルプリントをやりこみました。大問1は、計算などで比較的簡単なので全て正解できるよう繰り返し解くようにしました。大問2の関数は、布施塾長がおっしゃるようにセンスはいらないので、たくさんのパターンを覚えるようにしました。大問3、4の図形は、解説の時のポイントや解法を覚え、使うようにしました。また、記述問題は部分点を狙うようにしました。理科、社会は、完全暗記の内容ですが、ただ覚えるのでなくストーリーやなぜそのようになるかなど本質を理解しながら覚えました。中3の夏まではほぼ完璧に解けるように努力して9月から苦手科目に集中しました。
3年生の2学期の内申は上がりましたが、過去問であまり自信が持てるほど取れなかったので、推薦受験にチャレンジせず、一般受験にしようと思いました。今でもこの判断をしたことは正解だったと思います。推薦特訓を受けるより時間ができたと考え、苦手なところを補うように頑張りました。都立国立高校の過去問で平均点が取れる頃は、模試でA判定をとれるようになりましたが、最後の模試では下がってしまい、少し自信を無くしました。しかし、今回だけが特別悪いだけと思うことで少し気が楽になりました。そこからも復習を繰り返し地道に取り組みました。
受験当日、自分は必ず受かると信じて、悔いの残らないように楽しもうと思いました。他の人よりも自分はたくさん勉強していると自信を持ち、落ち着いて解くことができました。僕が都立国立高校に合格できたのは、布施塾長と村岡教室長が熱心に授業してくださったおかげです。また、卒塾生の方が塾を訪れ受験のアドバイスをしてくださり、励ましてくださいました。たくさんの方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
合格体験記(2021年 新宿:Mさん)
私が学志舎に入塾したのは中学3年生の6月でした。それまでは他大手塾に通っていましたが、先生に質問しても先生が答えられないことがあり、塾を替えようと思いました。そこで学校の友達が通っていて気になっていた学志舎の体験授業を受けてみました。その体験時に分からない問題を理解するまで教えてくださった塾長を見て、入塾を決意しました。この決断により、2年生の3学期の素内申31から40まで9も上げることができ、都立新宿高校に合格することが出来ました。そしてこの1年間を振り返ると辛いという感情はなく、ただただとても楽しかったと思っています。入塾した時の私は勉強をする習慣がなく、長時間集中できませんでした。しかし学志舎の授業は、今までの塾や学校とは比べものにならないほど速く、難しく、塾生が真剣に机に向かう静かな環境に驚きました。そして今までの自分の甘さを知り、もっと頑張らなければと刺激を受け、都立豊多摩高校を目指すことにしました。
学志舎では卒塾した先輩方がアドバイスに来てくれます。その中で特に大切と思ったことが2つあります。1つ目は自立学習の大切さです。今までの私は授業を受けただけで身についたと思っていましたが、それを自分で再現し解けるようになるまでは身についたとは言えません。特に内申が低く、得点力もない私は毎日コツコツと積み重ね、みんなに追いつこうと思いました。勉強する習慣のなかった私にとって、毎日自習に行くことを辛いと思う時もありました。しかし、塾長の「自分が自分を信じなければ、誰が自分を信じるんだ!」という言葉で自分自身を奮い立たせていました。
2つ目は学校の提出物の大切さです。得点力がない私にとって提出物は学校の先生方に想いを伝えられる大切なものでした。誰よりもわかりやすいものを目指し、A+よりもA++にすることを意識して取り組みました。その結果、内申が伸び、難関クラスに必要な内申の5科20以上にすることが出来ました。しかし、いくら内申が上がっても過去問の点数は取れませんでした。そんな私が難関クラスに行きたいという思いを伝えた時、塾長は受け入れて下さいました。そして、私は都立国分寺高校を目指すことにしました。
難関クラスのペースは思っていたよりも早く、追いつくのはとても大変でした。共通問題では90点以上しか取ったことがなかった英語は50点台が多く、苦手な数学は西や国立の問題で一桁を取ることがあり、諦めそうになりました。しかし毎日自習に行っている自分を思い出し、それを励みにして落ち込んだ気持ちを回復することが出来ました。特に意識して行った関数プリントでは時間を測って何度も繰り返し、解き忘れた頃にもう一度やってみることで苦手な数学でもここだけは取る!と決めて取り組みました。そして少しずつ過去問の点数が上がっていった私は、都立新宿高校を目指し始めました。
そんな中、事件が起こりました。毎日早く来て自習をすることにこだわりすぎていた私は、自習中に疲れて寝てしまいました。その時、村岡先生が「受験は体力勝負。しっかりと寝ないと塾で最高のパフォーマンスができない。」と言われ、生活リズムを大きく変えました。塾が終わったら速読をしてすぐ寝るようにすることで、メリハリのある生活を送ることが出来ました。冬季講習で新宿の過去問を沢山解いたものの最後の模試ではC判定を取ってしまい不安になった私は、塾長に志望校を下げるべきかの判断を委ねてしまいました。しかし塾長の「志望校を僕に決めてもらってどうするの?君の人生だろ。あきらめるにはまだ早い。自分の将来は自分で決めるんだ!」という言葉で自分を恥ずかしく思い、改めて自分は新宿高校に行くのだという思いになりました。その結果、併願で受けた錦城高校の特進コースに合格することが出来ました。過去に都立国立高校合格者の中にも、錦城高校の特進コース不合格の先輩がいると塾長から聞いて、とても自信になりました。
受験当日は緊張したものの、1年間頑張ってきたことやみんなが書いてくれたお守りが自信になり、自分の力を出しきることが出来ました。そして都立新宿高校のホームページで自分の番号を見つけたとき、私が合格できたのは先生方の心のこもった指導や私を高めてくれた塾生、そして毎日私を励まし支えてくれた母のおかげだと思いました。またこの短い1年間で勉強面だけでなく、精神面で大きく成長できたと思います。自分の将来を自分で決めて、そこに向かって進んでいく楽しさを知ることができました。本当に本当にありがとうございました。
(後輩へ)
私は学志舎に入って本当に良かったと思っています。こんなにも塾生を思い、親身になって指導してくださる先生はいません。そして、内申や偏差値は努力すればするほど上がるものだと思うので、今の自分に諦めずに執念深く努力し続けてみてください。きっと自分のためになる体験ができるはずです。今後控える受験を怖くなるときもあるかと思いますが、周りの人たちが助けてくれるので精一杯楽しんで下さい!応援しています。