親御様メッセージ(2022年 都立西高校:Kくん)
中2の春、緊急事態宣言による長期休校。その後の1学期末テストの成績がガクンと下がったため、息子に通塾を勧めました。塾に通ったことがない息子は難色を示しましたが、夏期講習だけでもと説得し、連れて行ったのが学志舎でした。
体験面談時、「数学は好きだけど、計算問題が早くできないし、間違える」と息子が伝えたところ、布施塾長が目の前で、これまで知らなかった、早くて、間違えにくい解き方を教えてくださいました。また、布施塾長が投げかけてくださる肯定的な言葉に、息子も通塾へ前向きな気持ちになり、帰り道、「学志舎に行ってみたい」と言ってくれ、嬉しく思いました。私自身も対応してくださった布施塾長の真摯な姿に触れ、ここに通ってほしいと思ったからです。
息子は学ぶことが好きで、中学校の先生方も好きで、授業中もクラスで一番手を上げていたようです。「主体的に学習に取り組む態度」はいつもAでしたが、中2の頃はテストの成績は安定していませんでした。しかし、学志舎に入塾してから、先生方の質の高い授業や自習室の活用により、少しずつ成績をアップさせていきました。また、内申点をあげるため、テスト以外のことにもさらに力を注ぐようになりました。運動が苦手なため、ずっと3だった保健体育。ハードル走ではバーを倒し、持久走はラスト3位以内をキープしていました。しかし、改善しようと先生に聞きに行き、一番最初に校庭や体育館に行くようにしたり、レポートを裏までぎっしり書いたり、一生懸命取り組むことで中3の1学期、2学期ともに4を取り、運動音痴なのにと驚かされました。
さらに美術も苦手で、小さな頃から何とも言えない作品や絵を持ち帰っていた息子でしたが、美術の先生に何度もアドバイスをもらいに行くことで、見られる作品に仕上げ、こちらも4を取ることができました。音楽の苦手なリコーダーではYouTubeを見て家でも練習。家庭科の手縫いのコツは私が教え、学校での実技テストに備えました。
また、同じ中学校からたくさんの同級生が学志舎に通っており、中学校内で男女問わず仲良くなっていき、教科のレポートに参考になる文献を紹介しあったり、励ましあう支えを得ることができました。
成績を上げることで、入塾当初は選択肢になかった学校も視野に入ってきて、学校説明会は西、立川、新宿の3校を見学しました。息子は「どの学校も楽しく過ごせるだろうけれど、多様性のある雰囲気や学習内容の豊富な西に行きたい」と都立西高校を志望校に決めました。その後は模試の成績が悪かった時も落ち込まず、努力を続けながら「合格が難しい時は学志舎から伝えてもらえるから」と先生方を信頼し、志望校について迷いや不安はありませんでした。
私立高校選びの際は、併願優遇の高校を一校だけにするか、それとも何校か受けた方がいいのかを塾長に相談したようです。すると、都立と私立高の希望度合を聞かれアドバイスをもらったそうで、結果的に都立と併願優遇一校の受験をすることに決めました。私立は錦城高校特進コースを選択。特待生合格を得られたことも自信となりました。西高校受験本番では、得意の数学で失敗してしまったようですが、過去問で得点が不安定だった国語がよくでき、合格を得ることができました。
HPにある「プラス思考 × 全力で取り組むといった良い習慣を育む」の言葉。たしかに、この環境が学志舎には揃っていました。質の高い授業、惜しみなく全力で与えてくれる熱心な先生方、長時間利用できる自習室、それなのに安価な授業料。卒塾生からも愛され続ける、そんな塾が三鷹にあることが幸運でした。
息子は、布施塾長のことを「出会った中で一番尊敬する人」と言い、布施塾長の話したことを帰宅後よく話してくれ、それを聞くのが私も楽しみでした。受験生でありながら、気持ちが安定し、明るく楽しく毎日を過ごすことができたのは、いつも勇気づけ、否定せず、全力で取り組んでくださった学志舎の先生方のおかげです。心を込めて取り組む姿をみせて頂いたことが、受験だけでなく、今後社会人になるまでの彼の生き方の指針となったと思います。本当にありがとうございました。