親御様メッセージ(2023年 都立武蔵中:Yさん)
入塾のきっかけ
サッカーと両立して勉強をできる塾を一つ下の弟向けに探していた時に、学志舎をホームページで見つけました。もともと勉強が得意な方ではなかった弟でしたが体験に行き、布施先生の人情味あるアドバイスを頂き、また頑張ったことを認めていただけたことに感銘を受けここでお世話になりたいと思い入塾させていただきました。
弟の様子を見ていた本人も学志舎へ体験に行きたいと言ったので、体験に行かせていただきました。村岡先生とお話をさせていただいた結果、ここなら成長できると思い、本人も通わせていただくことになりました。
自主学習の習慣化
春から夏にかけては、受験生という緊張感もあまりなく日々の授業の予習復習中心で熱心に勉強をやっている方ではありませんでした。夏休み前にセミナーで自主学習の大切さや中3生の自主学習のがんばりなどを聞いて、夏休みは積極的に自主学習に参加しました。
その中で、自主学習の決められた時間以上に自主的に早く来たり残ったりして頑張っている生徒さんがいらっしゃるという話を聞いて本人に伝えました。本人は負けず嫌いのところがありますので小6生の中で一番自主学習を頑張るという心に火をつけるきっかけとなりました。よく「量より質」とは言いますが、村岡先生の「量は質に転化する」という言葉は自習室で向き合う励みになりました。夏休み終わり頃には、自習室で勉強してくるリズムができて、夏休み明けに学校に行くのが嫌というくらい自主学習ができるようになりました。
夏以降は家族のコロナ罹患や学校行事など勉強のリズムが作りにくい時期がありました。それでも11月以降はリズムを取り戻し勉強に励みました。当日の学習予定や1週間の学習内容をすべて記録し、日記のように振り返れるようにしていました。また取り組んだ作文やプリントなどすべてファイリングして、自分なりに整理していました。自分で何をやるか決めて勉強できるようになったことがとても大きな成長と感じました。
提出した作文は先生方がすぐに添削していただき、その中で、励ましてもらったり、動機付けしてもらえたりして、勉強へのモチベーションがすごく上がっていきました。先生に添削で書いてもらった言葉はお守りだと言って、試験会場にはこれまで添削してもらった作文のファイル10冊分をリュックに入れて試験へ向かっていきました。
学志舎マジック
志望校を考える中で、直前期のセミナーでは志望校決定に関する具体的なアドバイスや受験に向かう親としての接し方など改めて教えていただきました。
セミナー以外にも、お時間を作ってご相談させていただくこともありました。公中検の模試では一度も良い結果を出すことができなくて、本人以上にへこんでいる私たちに、石原先生は普段の授業の様子や自習室での学習の様子などを伝えていただき、前向きなお言葉をたくさんたくさん頂戴し、救われました。
志望校を決める決定打となったのは学志舎の卒塾生のお話でした。憧れの学志舎を卒塾し、活躍している先輩の姿は、悩んでいる本人の目の前の雲が晴れ、一気に視界が開けていくかのようでした。このような機会を作っていただき感謝しています。また当時の本人の実力では難しいチャレンジではあったにもかかわらず、塾の実績を考えずに本人の希望を第一に志望校のチャレンジを認めていただき、最後の最後まであきらめずご指導いただいたことで、何とか合格に手が届いたかと思います。
本人はもし都立中にご縁がなかったとしてもまた学志舎で勉強できるなら残念な結果でも前向きに考えられると言ってくれていたので親としても気持ちがはりつめることなく、どんな結果であれ受け止められる心の準備ができました。
これまでのキャリアを通して築かれた先生方のコミュニケーション能力、生徒への熱い思い、確かな指導力、マナーや規律などのしつけ面、作文の添削をスピーディに対応できるチームワークすべてが完璧でした。以前村岡先生がブログに書かれていたカレー型の教育まさにそのものでした。
最後に
「一生忘れられない出会いがここにある」という言葉は本当でした。勉強のリズムがでてきた11月以降は本人との会話の98%以上が学志舎の話でした。先生から作文の添削の際に添えられるメッセージの数々、自習室に残って勉強している時に声かけてもらえたこと、合格と書かれたお菓子をもらえたこと、授業以外に特別講習や作文の添削を通してすべての先生からご指導頂けてたくさん励ましてもらえたこと、そのすべてが宝物です。受験直前期にはパパやママより学志舎の先生の方が好きというくらい大切な場所でした。武蔵中に受かったことは努力が報われたことでうれしかったと同時に学志舎からの卒塾を意味しており、合格後もうれしさ半分悲しさ半分と言っておりました。
学志舎を卒塾することは残念ではありますが、合格したということは先生方の熱量は1年にぎゅっと凝縮されて受け取り、学志舎の魂は完全に継承できたものと考えます。新たなステージで勉強以外にも学志舎で学んだ大切なことを胸に活躍することで恩返しできればと思っております。本人はこれからも学志舎のファミリーとして自分が力をもらったように後輩の役に立ちたいとも考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
学志舎の益々のご発展と学志舎ファミリーのご多幸を祈念いたします。