2025年 GW(佐藤先生)~鳥取砂丘~

大阪観光の後に鳥取に向かいました。

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鳥取砂丘

歩いてみないとわからなかったことですが、砂丘内には水たまりがあり、また草が生えている場所もありました。

こちらの水たまりは砂丘湖と呼ばれるもので、ある条件下で一時的につくられる砂丘内の水たまりです。砂丘の下には「粘土層」という水を通しにくい地層があり、そこで雨水や雪解け水の浸透が止まり、地表に水がたまりやすくなります。それにより、植物が根を張りやすい環境が作られるようです。勉強になります

斜面を登るときれいな日本海が!

奥には急斜面があり、強風が吹く中、多くの観光客が「馬の背」と呼ばれる丘に向かって歩みを進めます。

足に感じる砂の柔らかさ、肌に当たる風、海の香り、遠くに聞こえる波の音…。非日常の広大な砂の世界では、五感が常に刺激され、自然と心が弾みます。歩きながら、ふと笑みがこぼれる自分がいました。来てよかったと本当に思います。

砂の美術館

こちらは事前にリサーチしておりませんでしたが、鳥取砂丘の近くに砂像(さぞう)を展示している「砂の美術館」がありましたので作品を鑑賞しました。

「砂像」とは、砂と水を組み合わせて作る彫刻のことです。砂の美術館では、毎年ある国をテーマにし、砂像彫刻家と呼ばれるエキスパートたちがその国の歴史や象徴的な建造物を作り上げます。今年は「日本」がテーマとなっており、日本の歴史の流れを砂像を通して感じ取ることができました。

今まさにそこで歴史が動いているかのような臨場感、迫力が凄まじいです。砂で作られているので、「いつか崩れてしまうもの」という儚さがありますが、だからこそ、そこに命を吹き込もうとする作者の熱量が伝わってきます。表情、衣服の質感、道具の模様など、精緻な作り込みに圧倒されるばかりです。

はるか昔の「一瞬」が今の私に影響を与えているように、私の「今」も、誰かの「今」や「未来」に影響を与えうるのだという事実に、改めて思い至りました。

今後も全力で塾生の成長をサポートしていく所存です。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。また、早稲田政経を受験するにあたり多様な英語長文・文法問題と向き合った経験を活かし、都立国際「必勝」特訓の専任講師を2023年秋より務める。開講初年度、同講座を受講した6名全員を合格に導く。

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