親御様メッセージ(2023年 都立国立高校:Iさん)※推薦合格

この度、娘が国立高校に推薦合格することができました。お世話になりました学志舎の先生方に良いご報告ができ、本当に良かったと家族皆で喜んでおります。実は今の嬉しい思いとは裏腹に、中学受験で苦い思いを経験していました。それを知っておられる先生は、自分ごとのように喜んで下さり、娘も泣きながら先生方に感謝しておりました。

体験で教室の雰囲気に思わず笑顔に

娘が入塾したのは小5の秋ごろです。息子(兄)が通塾しておりましたので娘も関心が高く、中学受験をしたいとの希望もあり、体験させて頂く事になりました。入塾テストを受けている間、何故か娘がニコニコしていたので、村岡先生から「楽しそうに勉強するね」と言われました。私も不思議に思い帰り道に尋ねてみると、笑いたくなる程の静まりかえった雰囲気に感動したそうです。笑顔の意味を理解し、入塾させて頂きました。

あと1歩だった都立武蔵中

6年生になると都立中入試に向けた勉強が始まりました。一緒に頑張っている塾生達の気迫に後押しされ、自習にも積極的に通うようになりました。また先生方が頑張りを褒めて下さり、やる気スイッチを上手に押して下さったことも頑張れた理由だと思います。そして普段は緊張感のある授業ですが、時々先生方が勉強以外の何気ないお話や、人生に役立つ色々な知識や考え方をお話しして下さり、娘の心に響く事が多かったようです。家に帰るとその話を、目を輝かせながら話してくれ、一緒に笑ったり、感心したりしながら、忙しいながらも親子で心を通わせるきっかけを作って頂いておりました。模試の結果では、厳しい判定が続いておりましたが、本人の強い希望もあり都立武蔵中を受験しました。結果は補欠。後一歩及ばずという悔しい結果となり、本人もかなり落ち込んでおりました。しかし、塾長から「合格ギリギリのところまで闘えた事に自信を持って欲しい」と言って頂き、村岡先生からも「高校受験で絶対リベンジしよう」と励ましの言葉を頂いて、娘は闘志が湧いたようです。

国高祭に感動し、推薦受験へ

そして公立中に進学し、高校受験リベンジとなりました。多くの高校の説明会や文化祭に訪れましたが、国立高校の文化祭を見て、迷いなく心が決まったようです。文化祭のクオリティの高さと、生徒のエネルギーに圧倒され、感動したそうです。国高対策の授業に参加させて頂き、国立高校のパンフレットや文化祭で頂いた冊子を毎日見ながら、気持ちを高めておりました。模試の結果では合格ラインまでもう一歩というところでしたが、内申が上がったお陰もあり、推薦入試に挑戦する事になりました。面接練習では、様々な質問にどう対応して良いか、戸惑いだらけだったようです。しかし、対策をしていくうちに落ち着いて対応出来るようになり、その成果の凄さに驚きました。小論文も、先生方は塾生達の膨大な量を読むので、本当に大変な作業だと思いますが、丁寧に赤ペンで添削をして下さり、頭の下がる思いで私も見せて頂いておりまた。

当日はトラブル。しかし、特訓中の卒塾生の言葉でポジティブに。

そして推薦試験の当日、緊張で張り詰めた思いで娘は家を出ました。ところが、電車が運転見合わせとなり、急遽車で送る事になりました。集合時間に間に合うか心配で、不安な言葉を私が口にしてしまったところ、娘が冷静に「どんな時もポジティブに考えないと」と言うのです。推薦試験前日に卒塾生の先輩が、受験日に自宅が停電になったというお話をして下さったそうです。「何事もなく来た人より、トラブルに巻き込まれながら来た自分は凄い‼︎だから、自分はやれる‼︎」と、ポジティブに考えたそうです。そのお話のお陰で、アクシデントもポジティブに捉え、冷静に面接をこなし、小論文も難しかったようですが、1点でも多く取れるよう最後まで諦めずに取り組んだそうです。

自分の力でリベンジ達成

色々なことがありましたが、お陰様で都立国立高校に合格し、家族で泣いて喜びました。長い長い道のりでしたが、自分の力で勝ち取った合格は、娘にとって味わった事のない達成感だったと思います。過去の悔しい思いを打ち消す喜びを経験させて頂き、諦めない心を学ばせて頂きました。これがゴールでは無く、スタートとして新たな一歩を踏み出して欲しいと思います。

学志舎の先生方には、親が出来ないフォローを沢山して頂き、感謝の気持ちで一杯です。そして「親は子どもを信じて見守る」と言う塾長のお言葉を、今後も大切にしていきたいと思います。
最後になりましたが、塾長を初め諸先生方、今までどうも有難うございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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