合格体験記(2023年 都立立川高校:Yさん)

誰一人として喋らない異様な空気に圧倒された

私が学志舎に入ったのは、中2の3月で、ちょうど中3の授業が始まるタイミングでした。私は難関クラスに参加しました。初めての授業で、とてつもないスピード感と、誰一人として喋らない異様な空気に圧倒されたことをよく覚えています。

ネガティブな気持ちとの向き合い方

当時、私は数学が全然出来ていませんでした。初めて解いた自校作成の数学はなんと10点台。「こんなに自分出来てないんだ…」ととても落ち込みましたが、ポジティブに「まだ伸びしろがある!」と考えることで、数学の勉強を投げ出さずに続けることが出来ました。

ですが、正直、私の受験過程を振り返るとポジティブよりもネガティブな気持ちになることの方が多かったような気がします。

初めて受けた自校作模試で、立川高校D判定。英語で高得点を取れたにも関わらず、数学と社会で点を落としてしまいました。

12月に受けた2回目の自校作模試、またしてもD判定。「本当に行けるかな?」と不安が募りました。

1月に受けた最後の自校作模試、D判定。どうすればいいのか分からなくなりました。志望校を変更するか、何度も何度も悩みました。

悩みに悩んだ末行き着いたのは、後悔したくない、という想いでした。「ここで志望校を変えたら、もしそこで合格したとしても立高を受けなかったことを絶対後悔する。」と。立川高校を受験することを決めました。また、布施塾長の「理社と数学をもう少し取ればいける!」というアドバイスと村岡先生の「行くしかないっしょ!」という言葉を思い出し、「私ならできるはず!」となんとか気持ちを取り戻すことが出来ました。毎日自立学習に行き、とにかく勉強し続けました。数ヶ月前に10点台だった数学も徐々に解けるようになっていき、平均より高い点数も取れるようになりました。

周りの人に支えられての合格

試験当日も、先生や立高の先輩からの激励の言葉を思い出しながら、ポジティブな気持ちで試験に臨むことが出来ました。

結果合格。「やばい、本当に受かったんだ…!」という驚きと喜びでいっぱいでした。

この合格は私だけでなく、先生方や親の協力があったからこそ掴めたものです。学志舎の他には無い環境や、親からの励ましの言葉などが私を合格へ導いてくれました。精一杯感謝し、立川高校で頑張っていきたいです。

後輩へ

私は内申が高い方ではなく、模試も立川高校は全てD判定でした。ですが内申や模試が悪かったとしても不合格になるわけではありません。自分にとって後悔しない道を歩んでほしいと思います。また、先生のお話は必ずメモをとりましょう。勉強のモチベーションが無くなった時などで、精神回復の糧になります。最後まで諦めずに頑張ってください!!

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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