石原先生〜圧倒的知力〜

学志舎 佐藤です。

本日は、日頃からたいへんお世話になっている石原先生について、講師として学ばされる点や感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。

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論理と感情のバランス

自身が作成する理系科目の解説プリントの内容や、小中学生の授業内容について、石原先生に相談に乗っていただく機会が日々あります。

その際にとにかく勉強になるのは、「理路整然としていながら相手の感情を揺さぶる授業を心がけておられる点」です。

日本の最高学府で学ばれたご経歴を持つ先生であり、理系のスペシャリストですので、解説はとにかく理論立っていてわかりやすいです。

先日、自校作成校の数学解説プリントの件で相談させていただいた時のことです。

思考の道筋の整理に手こずっていた私に「この図形の面積を知りたいから、ここの辺の比に着目する。そうするとこの部分が気になるから次はここを調べる…」といったように、結論から逆算し、いとも簡単に一本の道筋を作ってくださいました。「たいへんわかりやすい」と塾生から好評の石原先生の思考を、私も真似できるように日々努めているところです。

また、石原先生は解説の理屈が通っていることだけにとどまらず、「生徒の感情に訴えかけること」も大切にされています。

学習単元の内容そのものだけではなく、付帯情報を添えながら伝え、かつ驚きや笑いなどの「感情が動いた」という経験を生徒にさせること。それが記憶の定着には大切だと、石原先生はしきりに仰っていました。

中学地理の授業について相談させていただいた時に仰っていた言葉がずっと頭に残っています。

「佐藤先生のちょっとした雑談を聞いていたら地理を覚えてしまった、という形が理想的ですね。」

テキスト上の言葉と外の世界を結びながら、見聞や自身の体験などを交えて生徒の感情が動くような授業を今後も目指していく所存です。

石原先生、いつもありがとうございます。ご指導いただいた時間をすべて自分の栄養にし、成長していきます。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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