合格体験記(2023年 都立武蔵中:Yさん)
入塾のきっかけ
私が学志舎に入塾したのは、小5の3月です。サッカーとの両立を目指して学志舎に入塾し、夕飯時に楽しそうに授業の話をしてくれる弟の影響を受け、体験に行きました。扉を開けた瞬間から、静けさが保たれていて驚くと同時に、自分も一心不乱に勉強に打ち込みたいと思ったことを覚えています。
入塾後の変化
入塾したばかりの頃は、自分の目指すべき進路が決まらず、やる気が入っていませんでした。しかし、先生方と話すうちに「自分を応援してくれている先生方のためにも、絶対合格する!」という意思が芽生え始め、積極的に土日の自習に通うようになりました。
模試結果との向き合い方
しかし、模試の結果は、月日が経つにつれ、上がるどころか下がってしまいました。その時は、自分の努力が足りていないのか、無意味な勉強をしているのかが分からず、自分を見失いかけていました。しかし、村岡先生に「量は質に転化する」という言葉を教えていただき、意欲を取り戻すことができました。それ以降は、毎日塾に行き、先生に相談したり、自分の課題を見つけたりして、効率の良い勉強を、たくさんできるように意識しました。それでもやはり成績は思うように上がらず、苦しく、悩む日々でしたが、「君なら大丈夫!できるよ!」「今の努力が当日の自信につながるよ!」といった言葉をかけてくださり、自信を取り戻すことができました。
武蔵中受験を決意
十二月になり、まだ志望校を決めきれていない私に転機がおとずれました。それは、実際に武蔵中に通っている先輩が応援に来てくださったことでした。話を聞いていくうちに、自分の中で一気に憧れの存在、目指すべき人だと感じました。当時の私には、武蔵を目指すことがとても厳しい戦いになることは分かっていましたが、覚悟を決めて志望校を武蔵に決定しました。
その日から、合格するためにさらにやる気が出て、勉強していない時間はほぼないと言っていいほど、たくさんの量をこなしていきました。試験当日までに書き上げた作文は200枚を超えていました。添削していただいた作文に「頑張りの成果、武蔵に見せてこよう!」、「いけるぞ!自信を持って本番へ!」と書いてくださった先生からのメッセージに勇気づけられ、自信につながりました。そして、それらはお守りとして試験会場へ持っていき、私を支えてくれました。
このように、最後まで諦めずに机に向かい続け、先生方を信じたことで、本番では自分の実力を出し切ることができました。
学志舎で学んだこと
学志舎では、勉強以外に、これからの社会に生きていくために必要な挨拶や礼儀、考え方を学ぶことができました。例えば、何事もポジティブにとらえ、支えてくれる人に対して感謝の気持ちを持ち、礼儀正しく接するなどです。
受験生活は、苦しく辛い時もあり、目の前が見えず厳しい戦いでしたが、最後の最後まで諦めず、熱心に声をかけて励ましてくれた先生方、陰で支えてくれた家族のおかげで乗り越えられることができました。
これからは、学志舎で学んだことを心に刻み、『武蔵合格という高い壁を越えたのは奇跡ではないこと』を証明していきたいです。
後輩のみなさんへ
受験勉強は決して簡単ではなく、厳しい戦いです。自分の実力が足りずに、不安になることもあります。でも、最後まで諦めないでください。不安になるのは頑張っている証拠です。その不安は、自信に変えることができます。努力してきた日々を信じ、ラスト1分1秒まで戦ってきて下さい。都立武蔵中から応援しています。