【※追加】動画配信(5/11週:布施塾長)

塾長です。

5/11週の映像授業の追加分です。

中3難関(数)

https://vimeo.com/417647045

https://vimeo.com/417663631

https://vimeo.com/417668238

 

人生に誓うものを持つ

下記に紹介するのは、先日読んだ際に思わず目頭が熱くなった話です。時代が違うという捉え方もありますが、田中菊雄氏のような心根、つまり親や仕事に対する感謝の念を持つ人を育てることがまずは大切であるように感じます。

※定期購買している「致知」から届いた冊子から引用

「昭和の初め、岩波英和辞典を編纂、英語学者として名を成した田中菊雄という人がいた。学歴は高等小学校中退。国鉄の客車給仕係をしながら刻苦勉励、十八歳で小学校の代用教員になる。さらに旧制の中学、高校の教員資格を取り、後年は山形大学の教授を務めた。

渡部昇一氏は同郷の立志伝中のこの人を深く尊敬し、「少年時代、田中菊雄先生は私の心の中の英雄であった」と語られている。その田中菊雄氏にこんな話がある(『知的人生に贈る』三笠書房)

私は小学校を出ると(いやまだ出ないうちに)すぐ鉄道の列車給仕になった。辞令を受けて帰って、神棚に捧げた時の気持ちは、いまでも忘れられない。そしてその辞令をいまでも大切に保存している。「ほかの少年は親から充分費用を出してもらって学校へ通える。しかし、私はあすから働いて父母の生活の重荷の一端をになわしてもらえるのだ。私の働いて得たお金で父母を助け、また私の修養のための本も買えるのだ。私は本当の学校、社会という大学校へ、こんなに幼くして入学を許されたのだ。ありがたい。本当に良い給仕として働こう。」こう思うと熱い涙がほおを伝わって流れたのである。

十三、四歳の少年が初めて仕事に就いた時、心に誓った決意である。なんと立派な決意だろうか。少年期より人生に誓うものを持つことによって、氏は自らを修養し、人生を構築していくのである。」

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この記事を書いた人

【膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業】海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。内申10upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去8年間で都立高校に541名が合格。そのうち西103名・国立49名・立川38名・新宿26名・駒場35名・武蔵野北38名・豊多摩43名・調布北41名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。特に推薦入試の合格者179名は他塾を圧倒する結果に。さらに都立中入試でも15名合格(2025年)と「都立に強い塾」として不動の地位を確立する。卒塾生の親御様は「都立を目指すなら学志舎一択」と口を揃え、「広告なし・営業なし」にも関わらず、口コミや塾生の兄弟姉妹から年間509件のお問い合わせを頂く。受験の前に礼儀、姿勢、周囲への感謝の心を大切にする、今、「親が最も通わせたい塾」【趣味】テニス

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