合格体験記(2021年 都立国分寺高校2:Hさん)
都立国分寺高校(Hさん)
私が初めて学志舎に伺ったのは中2の秋頃でした。それまで私は通信教育で勉強をしていたため、塾というものが分からず不安な気持ちの中、無料体験を受けさて頂きました。しかし、その不安も学志舎の雰囲気を感じた瞬間になくなったような気がします。話し声が一切聞こえない静かな教室で塾生が皆、集中して問題を解いている姿に違和感なく、私自身を重ねることができたからだと思います。中学校とは全く違う静かさに少し圧倒されましたが、ここならば自分も集中して勉強し、高い目標を目指すことができると思い、入塾させて頂きました。
常に問題を解くスピードを意識して取り組み
入塾当初は授業のスピードがとても速く、ついていくのが大変でした。テキストにマーカーを引く、メモをとる、基本的な学習動作も他の塾生と比較して遅かったため悩んでいたことを覚えています。同様に問題を解くスピードも遅く、授業中、周りからの「終わりました!」の声に焦ってしまい、集中力がすぐに途切れてしまっていました。その時、ただ問題を解くことだけでは受験勉強にはならないと実感しました。受験では、いかに速く、正確に、効率良く、答えを導き出すことが大切であり、それができて初めて志望校へ近づくことができると理解しました。それからは、学志舎での授業前には事前にテキストを読み、常に問題を解くスピードを意識して取り組みました。そうすることで、問題を解く、マーカーを引く、正確に記述する、これらのスピードが格段に速くなり、徐々に授業についていけるようになりました。また、問題を解く以外にも、勉強を始めてから短時間で気持ちを安定させ集中できる状態になるまでのスピードが速くなったと思います。
村岡先生がおっしゃった「昨日の自分と競う」という言葉
中3の秋頃から、体調を崩すことが多く、自立学習に行ける日が少なくなってしまいました。他の塾生が自立学習で真剣に勉強している姿を想像すると、自分がとても遅れてしまっている気がして不安になりました。結果的に、模擬試験の偏差値も下がっていく一方で、過去問の点数も思うように上がらず、不安と焦りが募るばかりでした。しかし、ある日の授業で村岡先生がおっしゃった「昨日の自分と競う」という言葉に、不安も焦りも自分が勝手に弱気になっているから感じるだけで、本当に勝つべき相手は自分自身だと意識するようになりました。そして、布施塾長がおっしゃった「明日、受験で大丈夫か?」という言葉で、自分の志望校合格への思いが少なくなっていることに気がつき、本気になれないなら潔く進路を変えろ!と自問自答し、深く反省しました。それからは、常に志望校合格のイメージを毎日膨らませ、点数が上がらない数学は毎日、自校作成問題を解くことを自分に課しました。また、英語の速読は得意だったので、さらにタイムを縮められるように徹底してスピードにこだわりました。その結果、毎日欠かさず行った速読により、タイムは一度も落ちることなく最後まで安定させることができました。過去問も2周目は早めに終わらせ、点数が低い年度は再度解き直しました。苦手と感じる問題は、何度も繰り返し自分が納得できるまで挑戦しました。その結果、毎日少しずつでも前進していると実感が持てるようになり、問題を解く効率が上がっていったと思います。私は、自分を向上させるには自分を信じること、自分の弱さに打ち勝つこと、努力を怠らないことを学びました。
支えてくれた家族、応援してくれた友達に感謝
私は学志舎で布施塾長や村岡先生、忙しい中、応援に駆けつけてくださる卒塾生の方々、それぞれの志望校に向かって全力で取り組む塾生の仲間達と出会うことができました。この出会いがあったからこそ、今の自分があると思っています。この出会い、そして、支えてくれた家族、応援してくれた友達に感謝をするという、人間として大切な精神も学ばせて頂きました。私が志望校に合格出来たのは、自分だけの力ではありません。学志舎という素晴らしい学習の場と同じ方向に向かう仲間達の熱意から生まれたパワーが合格へと導いてくれたと信じています。 本当にありがとうございました。
後輩に一言アドバイス
まずは志望校合格への思いを毎日強く持ってください。合格した時の様子や志望校での高校生活をイメージするだけでも、勉強へのやる気につながると思います。また、先生方や先輩方の言葉は必ずメモをとるように心掛けてください。不安やくじけそうになった時、そのメモを見返すことが、必ず皆さんの助けになります。志望校合格までの道のりは、長くて辛く、時には投げ出したくなることもあるかもしれません。しかし、高校受験は人生の中で一回だけです。受験終了後、後悔することがないように毎日少しずつでも前に進んでいる実感を持ってください。1ミリでも前進できれば成長です。その成長の積み重ねが合格につながると信じて全力で頑張ってください。応援しています。