合格体験記(2021年 都立駒場高校5:Nくん)

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都立駒場高校(Nくん)

最初に学志舎に訪れたのは、2年生の2月でした。まず塾の中に入って一番驚いたのは、塾生が1人も話さず勉強していたことです。2年生の時に通っていた塾では、よく生徒同士が話しをしている場面がありました。僕は、このころあまり集中して勉強に取り組むことができなかったので、学志舎に入ることで集中して勉強に取り組めると思い、入塾しました。

素内申が6上がりました

1,2年生は、学校の授業中に友達と話し、休み時間にはしゃいでいる、いわゆる問題児でした。そのため、まず3年生になってからしなければいけなかったことは、先生からの信頼回復でした。授業中は、先生が見ておられなくてもうなずき、目があったらにこやかにしていました。また提出物などは、ノートに空白がなくなるぐらいメモを取り、他人より早く提出物を出すなど、工夫をしていました。そのおかげで最終的に素内申が6上がりました。また、僕は長時間勉強をすることが苦手でした。学志舎に入っても夏までは、長時間集中して勉強に取り組むことはできませんでした。しかし、夏期講習後、毎日自習室に通うようになり、次第に長時間集中して勉強に取り組むことができるようになりました。さらに、挨拶やお礼の大切さ、人を助けることの大切さなど、勉強面以外の人間関係も入塾前より意識するようになりました。模試や定期テストなどで思ったように点数が取れなかった時は、あまり気に留めないようにしていました。ただ、間違えたところはしっかり直し、何が足りなかったかをしっかりと分析をして自分自身に自信を持たせていました。

しんどい時ほど、他のしんどい人のことを思い出せ

布施先生の「しんどい時ほど、他のしんどい人のことを思い出せ」という言葉は、やる気が出ない時や勉強が辛い時に思い出していました。やりたいことがあってもやれない人がいる、自分は勉強を専念できる場所がある、だから自分は、頑張らなければならないと思って自分を奮い立たせていました。また「今しかできないことを考える」という言葉も印象に残っています。僕は、1年間しか本気で勉強には取り組んでいないのですが、ずっと勉強を続けているとついサボりたいと思う時がありました。しかし、今だからこそ言えることですが、高校受験を頑張る期間は人生の中のたったの1年です。1年頑張ったら楽しみが待っています。だからその場その場で何を今一番優先するべきかを考えながら過ごしていました。また村岡先生の「手段にばかり目を向けるのではなく、そもそもの目的を考え、その上で最適な手段を考える」というお話も自分の支えとなりました。僕の内申があまり上がらなかったのは、定期テストの点数が取れなかったからです。その理由は目的と手段を間違っていたことにあります。本来の目的は、点数を取ることで、その手段としてワークを何周もすることが必要でした。しかし、僕は、ワークを何周もやることが目的になっていました。このような考えで取り組んでいると、覚えなければいけないことが抜けていたり、英語のスペルがあやふやになってしまったり負の連鎖でしかありません。そのため、目的を明確にすることが非常に重要なことだと思いました。

学志舎で身についたこと

次に学志舎で身についたことをご紹介します。一つ目は「挨拶」です。サッカーのクラブチームでは、ごく当たり前のように挨拶をしていました。しかし、学校ではどうでもいいと思っていたので、挨拶はしていませんでした。布施先生や村岡先生の内申を上げるための話を聞き、挨拶をすることで学校の先生方からの印象が良くなるということを理解しました(遅いですが)。今になって思えば常識だと思うのですが、どこに行っても挨拶は重要だということに気づくことができました。挨拶は相手の人への配慮だけでなく、自分の印象を変えるものだと実感しました。二つ目は「態度」です。僕は入塾するときに「関心・意欲・態度」は、4つしかAがありませんでした。しかし、学志舎に入って授業を受けたことで人の話を聞く態度や人と話す時の態度など自分の熱意を先生に伝える努力をすることが重要だと理解でき、最終的には全ての教科でAを取ることができました。最後は「感謝の心」です。僕は学志舎に入塾した頃は反抗期だったので、親や学校の先生方からのアドバイスは、うるさいとしか思っていませんでした。しかし、学志舎に入って布施先生や村岡先生の指導を受けているうちに、自分の考え方が間違っていたことに気付きました。今までうるさいと思って聞いていた話は、全て自分のためのアドバイスでした。そう考えることができるようになってからは、素直に話が聞けるようになり感謝ができるようになりました。そこから親や学校の先生方との関係は以前より良くなりました。

後輩へのアドバイス

僕はクラブチームでサッカーをしていたため、勉強よりもサッカーを優先していました。定期テスト期間中もサッカーの練習に行き、3年生の11月初めまでサッカーを続けていました。1,2年生のころは、あまり成績を気にしていなかったので勉強をしていませんでした。しかし3年生になってからは、内申を上げないといけなかったので、部屋やトイレに覚えないといけないものを貼ってながめ、少しでも時間があればサッカーの練習があっても自習に行き、ちょっとした時間を大切にしました。本気になれば、なんでも出来ます。何気ない時間も勉強時間に変えることができます。他のこととの両立は大変なことですが、諦めずに頑張り続けてください。その行動を積み重ねることで他人よりいい結果が得られると僕は思います。受験生の皆さん、最後は気持ちです。どんなに辛い時でも自分に負けずに頑張ってください。応援しています!!

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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