合格体験記(2023年 都立国立高校:Nくん)

本気で勉強に取り組める環境

私は中学3年生の夏期講習から入塾しました。今まで一度も塾に通ったことがなく勉強をする習慣がなかったため、中学3年生の夏期講習は行こうと家族で話していました。最初は他大手塾の体験に行きましたが、自分に合う塾がなく困っていました。そんな時に友達から学志舎を教えてもらい、体験に行きました。他大手塾とは異なり、学志舎は入った瞬間に良い意味で普通でないと感じ、緊張が走りました。塾生は全員がとても集中して勉強に取り組んでいて、こんな光景見たことがないと衝撃を受けました。この集中力が決め手となり、学志舎に入塾することにしました。

入塾前は内申が43であり、体育と数学がどうしても5を取れずにいました。特に数学は1学期の定期テストで71点と80点というひどい点数をとり、5は無理だと思い込んでいました。しかし、入塾後に内申の重要さを改めて感じ、テスト勉強と提出物を本当に徹底してやりました。そのおかげで、数学の2学期中間テストでは100点を取ることができ、最終的にはオール5を達成することができました。提出物の存在が大きかったと感じており、定期テストの点数が悪くても最後まで諦めずに、提出物は学年No. 1になるくらいやってほしいです(もちろん定期テストも学年1位を目指してください)。

自分の置かれている状況に危機感を持ち、奮起

入塾前は自校作成校は目指しておらず、また自校作成校に行けるような力もありませんでした。しかし、内申が比較的高かったため、難関クラスに入りました。入塾当初の授業では、塾長からの授業態度の指導、学志舎特有の「終わりました」が全く言えない、平行線の矢印のマークがわからない等、自分でも笑ってしまうほどボロボロでした。私は遅れているのだと自覚し、確実な力を身につけてやると決意しました。

授業や問題で分からなかった内容は質問をしたり、少し時間をおいてもう一度解き直したりして、しっかりと理解するようにしました。自立学習では、学志舎のオリジナルプリントや過去問を時間を計って行い、スピードを意識しました。それらを継続していくと、自分の弱みが見えてくるため、メモを取ったりしました。自分の弱点を把握することで、自分に合った解き方や時間配分、どこに勉強の重点をおくべきかなどがわかるようになり、より成長することができました。

落ち込んだ時の回復法

私は自校作成模試で、国語の平均点と5科の偏差値70を上回ったことがありません。また、遅めに入塾したということもあり、常に周りの塾生との差を感じざるを得ませんでした。落ち込んでしまったときはペットと触れ合ったり音楽を聴いてリフレッシュしたり、自分がどれだけ成長してきたかを思い返して自信にしていました。他にも、私には最高のライバルでもある友がいて、一緒に会話をすることで辛さを分かち合い、互いに励まし合うことでやる気をアップさせ気持ちを前向きにしていました。

推薦特訓

推薦特訓では、入試に関することだけでなく、コミュニケーションなどの社会に出てからも役立つことを学ぶことができました。また、自分について深く考え知ることで、より明確な目標をもってこれから生活していくことができるようになりました。推薦入試は残念ながら不合格でしたが、推薦特訓を受けることができてとても良かったと思います。

信じることが大切

私は夏期講習中に国立高校を志望することを決め、塾長に報告に行きました。その時に、塾長がまだまだ実力が足りない私に対して「君は国立高校行けるよ」と言ってくださいました。塾長の言葉は本当に実現する気しかせず、塾長の言う通りになるように頑張ろうと思い努力を継続しました。また、早めに自立学習に行った時に村岡先生から「こんなに自習をしているのだから絶対に受かるよ」と言ってもらい、ものすごくパワーをいただきました。村岡先生の言葉で「塾はできない自分を見せる場所」というものがありました。私は不得意なことが多かったため、この言葉がとても刺さりました。最初はできない自分を見せることに抵抗がありましたが、段々とそれを受け入れて、改善していこうという気持ちにもっていくことができました。推薦入試に落ちてしまった時は塾長に「国立高校に推薦で受かるか一般で受かるかの違いだけ。何の心配もしていない。」と声をかけていただき、一般受験前には村岡先生から「君はもう国高生だ」という言葉をいただきました。先生方からの言葉を信じ、それを素直に行動に移していくことで、合格を掴み取ることができました。

最後に

私がここまで成長できたのは、先生方や先輩方、塾生の支えがあったからです。常に全力で頑張っている姿勢を見せて私に良い刺激を与えてくれた友、本当にありがとう。そして、私を勇気づけてくれた先輩方、私を信じて最後まで全力でサポートしてくれた布施塾長、村岡先生、石原先生、佐藤先生、山田先生、本当にありがとうございました。

後輩の皆さんへ

私が伝えたいことは2つあります。

1つ目は、「諦めずに継続する」ということです。これはありきたりなことですが、私はこれが最も大事だと思っています。元々勉強の習慣もなく、中学3年生の夏期講習時点で平行線の矢印のマークすら分からなかった私ですが、どんなことがあろうと絶対に諦めず合格を掴み取るという強い意志がありました。何度もくじけながらも、塾のクローズ時間をオーバーするくらいの勢いで勉強に取り組むということを継続しました。私は推薦入試に落ちてしまいましたが、自分の実力は出し切ることができたので、引きずることなく一般入試に切り替えることができました。自分のできる限りを尽くして、悔いが残らないというところまでやりきってほしいです。

2つ目は、「ほどよく休む」ということです。私は睡眠時間が以前よりも短くなったり、自分の理想(過去問で◯◯点取りたい、模試で偏差値70以上を取りたい、推薦の面接が上手くなりたい等)と現実との差があったりしたことで、気づかないうちに心身共に疲れが溜まっていました。自分に合ったリフレッシュをすることにより自分をコントロールして、最後まで良いコンディションを継続できるようにしてください。

学志舎は勉強に本気で取り組める最高の環境です。素晴らしい先生方、その先生方がセレクトした教材、類のない自立学習の雰囲気、高い志を持った塾生たち、何もかもが勉強に最適です。学志舎に通えることに幸せを感じながら、その環境を最大限に生かしてください!応援しています!!

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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