合格体験記(2023年 都立武蔵野北高校:Iくん)
入塾のきっかけ
私が学志舎に入塾したのは小学5年生の春でした。学志舎は自宅からとても近く、母の勧めで布施塾長と村岡先生のお2人と面談をして入塾を決めました。小学生のときは、都立中受験をせずに在籍していました。
入塾後の変化
中1・中2の頃は、難関クラスに所属しており勉強することも好きだったのですが、定期考査でも5教科400点を少し超えるくらいで、通知表の評定も5教科に5が1つ、実技に5が1〜2つあるくらいで良いといえるものではありませんでした。今思うと、定期考査前の学習や提出物の内容が不足していたように感じます。中3に進級し、いよいよ受験という雰囲気になり、きちんと学習しようという気持ちになりました。中3の1学期の中間考査では、数学で100点を取り、初めて5教科450点を超え、期末考査では、5教科470点弱まで点数が伸びました。1学期の終業式の日に配布された通知表では「5教科24、9教科素内申40」でした。
中3夏期講習~2学期
夏期講習では、英語と数学の配布テキストの基本内容を終わらせ、社会と理科にも取り組みました。8月の中旬からは、都立共通問題の過去問を解き始めました。共通問題の過去問では、納得のいく点数を取ることができ、自信になりました。8月の下旬からは新宿高校の過去問を解き始めました。自校作成校の問題となると、やはり難しく受験者平均点にも達しないことが多かったです。英語は学志舎の英語オリジナルプリント、配布された英単語帳に取り組みました。学志舎で英語オリジナルプリントはタイマーで時間を測って黙読しますが、周りの人たちのスピードが速すぎて追いつくのが大変でした。
2学期の中間考査では、理科でケアレスミスを多くしてしまい、5教科430点ほどに下がってしまいました。10月に初めて受けた自校作成対策Vもぎでは、数学は悪かったですが、英語は80点弱、社会と理科は80点以上取ることができ、5教科偏差値は66で、期末考査では5教科450点弱まで回復し、実技は4教科とも95点以上取ることができました。11月末には仮内申が発表され5教科24を維持し、9教科素内申42、9教科換算内申60まで上げることができました。12月の自校作成対策Vもぎでは、5教科偏差値は64で、第1志望校だった新宿高校はB判定でした。
冬期講習~1月
冬期講習の授業では、社会と理科の過去問を中心に取り組みました。社会は90点以上や100点も取れました。理科は90点を超えることもありましたが、80点台が多かったです。社会と理科は、過去問を解くだけでなく、間違えたところなどは配布テキストに書き込むことで定着させました。授業後の自習では、社会と理科の復習、新宿高校や立川高校、国分寺高校などの、英語、数学、国語の過去問にも取り組みました。
1月の自校作成対策Vもぎでは、第1志望校の新宿高校はD判定、国分寺高校もC判定でした。新宿高校は近年、特に倍率が高く、国分寺高校も通学に時間がかかるため、都立一般まで1か月ほどとなった頃、応用クラスに異動し、武蔵野北高校を第1志望校にしました。応用クラスでは、今まであまり解いていなかった共通問題の過去問に取り組み、英語と国語はよくできました。数学が得意ではなかったのですが、先生の手書きの解説を見て解けるように努力しました。
落ち込んだ時とその回復法
1月の自校作成対策VもぎでD判定だったときは落ち込みました。そんなときは、今までの先生方や卒塾生の先輩方からの言葉のメモを書いたノートを見直したり、今まで解いた過去問を振り返ったりして、気持ちを回復させました。
忘れられない言葉
学志舎では、休憩時間などの授業の間に先生から役に立つお話をしていただきます。その中で特に印象に残っている言葉は塾長の「人と違う結果がほしければ、人と違うことをする」です。学志舎の塾生が目指す都立自校作成校や共通問題の人気校は普通のことをするだけでは、合格することは難しいと思います。だから、学校でもみんながやることだけでなく、みんながやらないようなことにも率先して取り組むことで評価を上げられると思います。
勉強以外に教わったこと
学志舎では、来たときは「こんにちは」、帰るときは「ありがとうございました」、プリントなどを渡すときは「お願いします」といった挨拶や礼儀を学べます。また、机の上の消しゴムのかすはごみ箱に捨ててから帰ります。話を聞くときには、「アイコンタクトをとり、うなずき、メモをする」習慣がつきました。今では、学校の先生の授業と関係ない雑談までメモをするようになりました。これらのことは、社会に出ても大切なことなので、小中学生のときに身につけられて良かったと思います。
後輩へ
志望校は早めに考え、さまざまな見学会や説明会、文化祭などに参加しましょう。私は自校作成校の見学会や説明会には多く参加しましたが、共通問題校の見学会や説明会にはあまり参加していませんでした。自校作成校と共通問題校で迷いそうな人は両方参加しておきましょう。そうすれば、中1・中2のときから定期考査や提出物を頑張ろうという気持ちになると思います。
内申は高いほど、当日安心して受験できるので、1つでも高くとることを目指して頑張ってください。模試や定期考査の結果が悪くても、諦めないようにしましょう。
自習には積極的に参加しましょう。学志舎で自習するときと同じように家で長時間集中して学習できる人は少ないと思います。駅前校や第2教室などの恵まれた環境があるのですから、活用しましょう。自習は家ではあまりやる気がでないことを学志舎でやりましょう。例えば、漢字や英単語を家や学校の空き時間に取り組み、数学の演習(学志舎の数学オリジナルプリント)や英語の長文(学志舎の英語オリジナルプリント)などに取り組むと良いでしょう。
塾長が言うように「学志舎に入ったから成績が上がり、合格できるわけではなく、学志舎に入って頑張るから成績が上がり、合格できる」のです。学志舎の先生方や卒塾生を信じて、志望校合格に向けて頑張り、一生忘れられない出会いを手に入れてください。