最後の追い上げで合格した卒塾生(2)
合格体験記(2021年 駒場:Tくん)
私が入塾したきっかけは、友人の紹介でした。中1だった私は、塾を探すために近くの大手塾に体験にいきましたが、講師と生徒の間に距離があり、なんとなく合わないと感じました。決めかねていたときに紹介してもらったのが学志舎でした。体験に行き、教室に一歩足を踏み入れてみると、自習している塾生の集中した雰囲気が他とは全く異なり、直感的にここだと決めました。学志舎に入ってからは、一人で勉強していたときとは違い、周りのみんなが自習や授業に打ち込んでいる中に身をおくことで、だんだんと長時間集中して勉強することができるようになりました。当初は難関クラスで授業を受けていましたが、内申が思うように上がらず、仮内申が出た中3の12月に共通問題校を受けるため、応用クラスに変更しました。以前、布施塾長が「生徒達が挨拶をしっかりとするいい高校」と話されていたのをきっかけに都立駒場高校に興味を持ちました。説明会を聞き、学校の先生の面白さ、校風や充実した施設などに惹かれたので、第一志望を都立駒場高校に変更しました。とはいえ、私は2学期末の素内申が31と、とても駒場高校を受けられるような状況ではありませんでした。ですが、それまでやってきた自校作成校向けの勉強の経験が自信となり、当日点が取れれば合格できるはず、と受験を決めました。そこからは当日点を取るためにほぼ毎日過去問を解き、そこで解けなかった問題をできるまで復習することで過去問では100点を取れるようになりました。また、理社は得意科目でしたが、解けなかった問題などはすぐに復習して、理解するようにしていました。
しかし直前の模試では、内申が低かった為にC判定を取るなど不安になることも何度かありました。そんな時はこれまでやってきたことを思い出して、自分には圧倒的な当日点をとる能力があると信じて自信を回復させました。それでもやる気の出ないときもありましたが、私の好きな鉄道で少し旅行をすることでやる気を回復させ(黙って行ったので、後で親に怒られましたが)、以降の勉強に励むことができました。やる気がでない時は、無理せずに自分のやりたいことをして、その後集中して勉強に取り組むことができると思います。先述の通り、それまで沢山の過去問を解いてきたこともあり、当日は緊張することもなく、試験が始まっても「これができれば受かるんだ」と楽な気持ちで解くことができました。本番まで不安になることも多かったですが、私のことを支えてくださった家族、一緒に頑張ってきた友達、そして何より、素内申31でも都立駒場高校受験を応援して下さり、常に励まし、色々なアドバイスを下さった先生方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
(後輩の皆さんへ)学志舎は自分の力を伸ばすことのできる最高の場所です。学志舎での頑張りや、先生方を信じて、頑張ってください。応援しています。
合格体験記(2021年 国際:Kさん)
私は中学2年生の終わり頃、学志舎に入塾しました。入塾する時から都立国際高校が私の第一希望の学校でした。3年生は休校中のスタートだったので受験生としての自覚が少なく、どのような勉強をするべきかわかりませんでした。しかし、時間がたくさんあったため1、2年生の理科・社会の復習をし、忘れていることを覚え直しました。3年生の1、2学期は、内申を上げるために塾長や村岡先生、先輩方がおっしゃっていたことを実践しました。提出物は最後までびっしりと書き、自分なりの工夫をして提出しました。また、わからないところがあれば先生に積極的に聞きに行ったり、発言の回数を増やしたりしました。こうしたことで、2年生の終わりから内申を4つ上げることができました。夏休みの午後の自立学習の時間は、その日やった過去問の間違い直しを丁寧にやりました。だんだん過去問の数が増えてきますが、はじめの方にやった過去問も定期的に復習をすると、間違いが減っていくと思います。夏期講習はとても大変でしたが、集中力がつき9月以降の土曜日・日曜日の自立学習でも役に立ったと思います。
私は塾長がおっしゃっていたお言葉で一回一回の自立学習をより大切にするようになりました。それは「明日が受験で大丈夫なのか」というお言葉です。それ以前は受験日までまだ日にちがあると思っていましたが、そのお言葉を聞いてから毎日の自立学習の時に「明日が受験で大丈夫か?」を自分に問いただしました。そして、後悔しないように今するべきことは何かを考えて、苦手で逃げていた教科も逃げずに積極的に勉強するようにしました。私は1月の最後の都立そっくりもぎの志望校判定はC判定で偏差値も今まで受けた模擬試験で最も低い結果をとってしまいました。私は合格への不安がいっぱいでしたが、その時は国際高校に通う自分を想像し「絶対に合格してやる!」と気持ちを強く持って自習に通っていました。そして、自然と今まで以上にやる気が出てきて、とてもあっという間に時間が過ぎていったように感じました。最後の都立そっくりもぎの結果から私の課題は理科、社会であることが明確だったので、ワークと過去問の解き直しをして間違えた問題や不安なところはその日のうちに完璧にできるように直しをしっかりしました。
最後の追い込みで理科、社会を固めていったので、当日は国語、数学の手応えがあまりなかったですが、自信を持って落ち着いで受験することができました。合格することができたのも塾長と村岡先生の厳しいお言葉や、学志舎という一人一人が集中して静かな恵まれた環境があったからです。心から感謝しています。ありがとうございました。
(後輩の皆さんへ)最後まで諦めなければ努力した分、結果は出るので、最後の1秒まで諦めずに執念で合格を掴み取ってください。応援しています!