受験前日に参考になるお話
塾長です。
いよいよ明日、都立一般入試ですね。
本日19時には最後の激励ブログを掲載させて頂きますので、明日の朝にお読み頂ければ幸いです。
その前に。数年前、都立高校に合格された塾生の親御さまから頂戴した体験記の一部をご紹介させて頂きます。親御さまは参考にされて下さい。本当に「体験記」はありがたいものだとつくづく感じます。
『(前略)年末あたりに、不安定になって泣くことがありましたが、だんだん落ち着き、応用クラスの推薦組が全員合格すると「私も学志舎だから大丈夫!受かる!」と前向きになっていました。「自信がついてきたのだな」と安心していた私は親失格です。合格後に担任の先生から「(本番近くまで)学校でよく泣いていた」と聞いてびっくりしました。いろんな思いと戦っていたのですね。
不安のピークが受験前日夜から当日。22時前に布団に入り家族みんなで静かに休みましたが、夜中3時に「どうしよう!!全然眠れない!!」と叩き起こされ、私もパニックでした。(こんなに頑張ってきたのに眠気で力を出せないなんてことがあって良いのか・・・。)なんとか娘を落ち着かせようとココアを飲ませ、高校のパンフレットを見せ、思いをノートに書かせ、更新されていた学志舎ブログ「行くぞ学志舎!ソイヤ!」を読ませました。大粒の涙が高校のパンフレットに落ちました。(合格後、見ようとしたら涙でくっついて開きませんでした・・・)最終的に気持ちが落ち着く音楽を聴かせ、2時間眠ることができました。朝「受かってくるね!」と宣言して家を出て、「力を出し切った!!」と帰ってきました。合否は分からないけれど、その言葉を聞いて本当に良かったとホッとしました。眠気は「ミンティア ドライハード」のタブレットで克服できたようです。
合格発表当日も緊張して5時には起床したようです。親子3人で見た合格発表、親の私たちの方が先に番号を見つけ約束通り黙っていました。泣いて喜ぶ姿を見て努力が報われて本当に良かったと思いました。合格後の面談で布施先生と村岡先生は15分間ずっと笑顔でした。本当に喜んで下さっているのが伝わってきました。「今日は先生たちに褒めてもらえる!」とウキウキしていた娘も「あんなにずっと笑っている先生たちは初めて」とビックリしていました。こういう先生方だから塾生たちも頑張れるんだな、と心から思いました。卒塾はさみしいですが塾で学んだ貴重な経験をこれからの人生で活かして欲しいと思います。ありがとうございました。』
最後に。
心配している塾生には私の体験談をいろいろと伝えています。その一つが「塾長の寝坊合格エピソード」。笑って頂ければ幸いです。
「みんな、時間が足りない!できない!と焦るかもしれないけれど大丈夫。僕なんて防衛大学校の一次試験の英語は二度寝による寝坊で遅刻やで。試験時間残り10分で会場に到着し、そこから猛スピードで解いて合格。だから時間はあるで。だってみんなは僕みたいに寝坊せへんやろ?試験時間10分ということはないやん。だから大丈夫やで。
できないという焦りも大丈夫、心配ないで。学志舎の塾生は都内でもっとも努力し準備してきた受験生。夏期講習も冬期講習も土日もまるで毎日合宿状態やったやん。残念ながらずっと三鷹から遠くに出ていないけど。そんな頑張ってきた君たちができないと焦っている時、申し訳ないけど周りの人はもっと焦っているよ。だから大丈夫。あとは執念で人間何とかなるで。ヤバいと思ったら僕のことを思い出して。寝坊合格した塾長のことを。」