新小学6年生の算数の勉強

小6理系担当の石原です。

今回は主に小学6年生とその保護者の方々への話になります。

(他の学年も参考になると思います。)

目次

「割合」は大きな分かれ道

新小6は現在「分数の掛け算、割り算、割合」の勉強をしています。

割合や比の感覚を付けられるかどうかは、その後の理系の力を大きく左右します。

(抽象的に考えられるかという意味では、読解力の伸びにも影響します。)

ここをきちんと通過できた生徒は算数が好きになり、勝手に伸びていくようになったケースがほとんどです。

以下のタイプAに相当します。

タイプA 意味がわかって計算できるようになる(必要に応じて図もかける)
タイプB 難しさを感じながらもひとまずやってみる
タイプC 手が止まる

タイプAは読解力が強く、四則計算に苦手意識がなく、好奇心もある子供です。

タイプBは忍耐力や目的意識などがある子供です。

タイプBの生徒は(考えながら)量をこなすことで質を高められます
「やった」⇒「できるようになった」という経験を繰り返し、「楽しく」なってくれば、「(他の単元や科目が)できるようになる」までが短くなり、タイプAに変わっていけます

タイプCはまず、何か自分が好きで頑張っていることに対し自信を持ってください。そうすれば算数も同じです。高学年では今の単元がわからないのではなく、単純な四則計算のスピード不足が足枷になっていることがあります。整数の問題で良いので、ドリルなどである程度量をこなし、「やった」⇒「成長した」という経験をして下さい。まずタイプBになっていきましょう

今週(も)がんばりました

ということで、今週の理系の時間は「多分、この1年で一番演習量の多い授業だよ」と言って開始し、内容的にも量的にも負荷をかけました。決まった時間内は集中し、解けなくても線分図をかき続けるなどのことができていて感動しました。授業後に「自分は〇〇が苦手です。どんな勉強をすればいいですか」と質問に来た生徒もいました。

今年の小6もよく伸びそうです。

リフレッシュと復習を

3/8までお休みになります。ご家族で出かけたりリフレッシュして思い出も作って下さい。ただできるようになったものを忘れないように、例題の下の確認問題だけでいいので復習もして下さい。また次回、元気に会いましょう。

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この記事を書いた人

(ラ・サール高校→慶応義塾大学(理工学部)→慶応義塾大学大学院→東大大学院→大手進学塾→学志舎)大学入学時より家庭教師、個別指導塾等のアルバイトを始め、指導歴は20年を超える。難関私立中・難関大学への豊富な指導実績に加え、日本の最高学府で学んだ経験を小中学生の指導に落とし込む。パターンやテクニックの丸暗記に頼らない、本質をつかみ、体系的に解法を掘り下げていく授業が魅力。特に「自分の頭で考える」ことを求められる都立中の適性検査問題を得意とし、一見難解に見える理系問題も易しく解きほぐし、子どもたちの知的好奇心と思考力を高めていくプロフェッショナル。物腰が柔らかく、温かい人柄で塾生と親御さまから圧倒的支持を得ている理系担当責任者。

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