親御様メッセージ(2022年 都立三鷹中:Gさん)
この度、娘が三鷹中学に合格できたのは、布施先生、村岡先生、佐藤先生の熱心なご指導のおかげだと、感謝申し上げます。学志舎は、通勤や帰宅の際に前を通っており以前から知ってはいたのですが、「学習塾があるな」程度の認識でした。外から中の声が聞こえないのは当然なのですが、不思議なもので「静かな塾」という印象を当初から持っていました。
娘が6年生になるタイミングで本格的に中学受験を考え始め、大手塾をいくつか見学し、体験授業も受けました。大手塾ならではの細かいクラス分けや情報量の多さなどメリットも多かったのですが、バスや電車で通わなければならなかったり、帰宅時間が遅くなってしまうことが気になり、なかなかどの塾にするか決められずにいました。
そんな時、ふと学志舎の存在を思い出し、HPを拝見し「大手ではないけれど良さそうだ」と感じ体験授業に申し込みしました。面談させていただいた際には自習されている塾生さんが何人もいたにもかかわらず、異様なくらい静かだったことを覚えています。体験記でいろんな方が書かれていた「鉛筆の音しかしない」というのは本当だったんだなと驚き、体験授業の後すぐに入塾を決めました。
初めての授業の後、娘に感想を聞くと「静かだった」と一言。他塾と比べて娘も衝撃を受けたようです。中学受験は初めてのことで、対策などもわからず全て塾にお任せ状態でした。娘とは模試の成績を見て感想を言ったり、今後のスケジュールについて話をする程度でした。親の力UPセミナーでは、子どもへの声がけについてお話しされていましたが、私はまさに「NGな声がけをする親」そのもので、セミナーをきっかけに猛省しました。模試の点数や偏差値は気になりつつも、できた部分は褒め、できなかった問題も「苦手な分野が分かったから、復習頑張ろう」等、なるべく前向きな声がけをするよう努めました。(感情は表情に出てしまっていたとは思いますが)
コツコツと普段から勉強する子ではありましたが、本気モードに入ったのは12月頃だったと思います。部屋のホワイトボードに受験する学校と試験日までの日数を書いて、毎日カウントダウンをし、気合を入れていました。布施先生から「これからは正答率の低い問題も取れるように頑張ろう」という言葉をいただいたようで、過去問や模試で間違えた問題の解き直しをするだけでなく、父親に解き直した問題の解説をし、自分が本当に理解したのか確認をし、毎日必ず1つ作文を書くようになりました。苦手な図形問題も重点的に復習し、時には展開図を描いて実際に立体にし、自分なりに工夫をしていろんな方法で勉強していました。
他塾と比べ、6年生で週2日というのは少ないと感じるかもしれませんが、授業ではスピーディに集中して取り組み、塾以外の平日や土日に苦手な分野にじっくり向き合えるのが、学志舎で学ぶメリットの1つではないでしょうか。コロナ感染拡大で自習室へも足が遠のいていた時期もありましたが、幼い弟が横で遊んでいても気にせず勉強できたのは、学志舎で集中して勉強する習慣がついたお陰です。
都立受検直前の授業で先生から「模試の結果が良くなくても合格した人はいるから最後まで諦めない」という話があったと娘が教えてくれました。娘も模試でA判定を一度も取ることができなかったので、随分勇気づけられたようです。そして、娘の合格という結果もこれから都立中を目指す皆さんの励みになってもらえると嬉しいです。学志舎で学んだこと(勉強だけでなく、挨拶や人として大事なこと、子どもを見守る姿勢など)を親子共々心に刻み、これから始まる中学生生活、精一杯学び、楽しみたいと思います。1年間、本当にありがとうございました。