親御様メッセージ(2022年 都立調布北高校2)※推薦合格
「志望校に合格するにはどうすれば良いか」の逆算によるアドバイス
娘と親である私たちが、すがる思いで学志舎の門を叩いたのは、娘が中3の4月を迎えてからでした。長い期間、大手塾に通っていた娘は内申点こそ高い数字を維持していたものの、模試の点数がなかなか上げられず、漠然と志望していた高校への合格の道筋が見つけられないという不安を抱えたまま、2年生を終えようとしていました。
娘が大手塾の先生に志望校を伝えて合格する方法を相談したものの、その時点の模試の結果のみで判断されて別の志望校を進められたときには、娘と私たちは話し合い、「塾を変える」という決断をしました。娘は、模試の点数が上がらないことを大手塾のせいにしたかったわけでは全くありません。ただ、「志望校に合格するにはどうすれば良いか」という相談に本気で向き合ってくださるプロの先生を本気で必要としていたのです。
その日から私たちの塾探しが始まりました。近所ではなく、たとえ送り迎えが必要であっても、娘が行きたいと思える塾に出会えれば、それを全力でサポートしたいと思っていました。いくつもの「逆転合格」を掲げる塾を検索しては、お電話で真剣に相談しました。そのような中で出会えたのが学志舎です。その一教室あたりの圧倒的な合格数には我が目を疑いました。逸る気持ちを抑えつつお電話すると、布施先生が穏やかかつ確信に満ちた話し方で、まさに「志望校に合格するにはどうすれば良いか」という視点からのアドバイスや見解を共有してくださいました。その日、私たちはすぐに体験授業に申し込みました。
体験授業の当日、学志舎の生徒さんの集中力と布施先生のカリスマ的な存在感や教え方に娘は衝撃を受けたようで、帰り道の車中では「すごい、すごい」と連呼し、感動しっぱなしの様子でした。そして、私たちはその日の夜に入塾を決意するメールを布施先生に送りました。
娘の強みを見据えた方針転換
学志舎に通い始めてから、娘のすべてが順風満帆に進んだわけではありませんでした。逆転合格には他の生徒さん以上の勉強量が求められていましたが、アドバイスして頂いた勉強量をこなせないことも度々あったようです。また、所属していた部活動が3つの全国大会に同時にコマを進めたため、そちらも手を抜くことができないまま、あっという間に冬を迎えてしまったのです。そのような中、布施先生や村岡先生は最後の最後まで「志望校を変えるように」というアドバイスはせず、娘自身の選択と決断を辛抱強く待っていてくださいました。そして娘が改めて志望校変更の相談をすると、娘の希望に耳を傾け、娘の強みにフォーカスしたアドバイスをしてくださいました。
最終的に、娘の部活道での活躍や娘が持つ独自の強みに活路を見出してくださった先生方は、娘に別の学校への推薦入学での受験を勧めてくださいました。点数と内申点が伸び悩む中ですっかり自信を無くしていた娘でしたが、先生方のその励ましにとても鼓舞され、すっかり息を吹き返しました。
忘れられない推薦特訓
十分に安心できる内申点を持たないまま、1月の貴重な2週間を推薦特訓にのみ充てることは、大きな賭けのように思えました。しかし、特訓を終えた帰りの車中で嬉々として特訓の様子を話し続ける娘の姿を見て、「必ず合格するために時間を使っているのだ」ということが確信できました。それからは親として、娘がより特訓を楽しめるよう邪魔をしないことだけに気をつけました。
推薦特訓では他の生徒さんたちとの絆を短期間で強められ、先輩方の訪問に感動し、村岡先生が作り出してくださるポジティブな雰囲気に励まされ、娘は楽しみながら急成長を見せました。志望校への想いが高まり、自分の将来の夢をますます明確に描くことができるように変化していました。
願いと努力の結実
推薦入試当日の朝には、娘は「やれることはやり切った」という自信に満ちて見えました。夕方に帰宅してからの第一声、「楽しかった!」という娘の言葉を聞いて、結果はどうあれ娘が本当に良い経験をさせて頂けたことに、心から感謝しました。
一週間後の合格発表の日、PCの画面に自分の受験番号を見つけ、「あった!あった!」と言いながら涙を流す娘を見て、親としてこの上ない喜びを感じました。
尽きない感謝
長いようであっという間だった10ヶ月、学志舎の布施先生、村岡先生、生徒の皆さん、先輩方と出会い走り抜けてきたことは、娘の一生の宝物になっています。皆さんには感謝の言葉しかありません。志望校への合格という結果以外のたくさんのものをギフトとして頂いたように思います。本当にありがとうございました。
娘の今後の大きな楽しみの一つは、いつか学志舎の後輩の生徒さんたちの推薦特訓にお邪魔して、自分がしてもらったことを同じように後輩の皆さんをお手伝いし、学志舎に恩返しすることのようです。親として、娘がその日までにさらに成長していられるように、サポートを続けていきたいと思っています。