119ノートの所感(1)
中3生との交換ノートである119ノート。
先週の提出の際は、次の2点を書くように伝えました。
・夏期講習の感想
・今の自分の課題とそれに対する打ち手
一つ目の「感想」では、多くの子が、
「最初はやりきることが不安だった」
「1日10時間以上の勉強なんて無理だと思っていた」から始まり、
最後には
「途中から時間が短く感じた」
「気づいたらもう夜の9時だった」
「皆がいたから頑張れた」
「塾長の叱咤激励に背中を押され続けた夏だった」
「今までで一番勉強した」
「これまでの人生でこんなに何か一つのことに夢中になれたことがなかった」
「勉強がどんどん楽しくなった」
「点数が上がってきて、だんだん自分の中でエンジンがかかってきた」
と序盤と終盤の心情の変化を書いてくれていました。
これが偽りのない率直な気持ちだと思います。
誰でも未知なものは不安です。
でも誰かと一緒なら、頑張る人達と一緒なら、やり抜くことができます。
一つのことをやり抜いたことを自信にして下さい。
自信とは自らを信じることです。
そして信じるためには、信じることができるだけのことをしてこなければなりません。
つまり「やる」ということです。
中3生はそれが一つできたわけです。
しかし、受験当日、自分の心に正直になった時にある自信にはまだ足りません。
さあ勝負の2学期です。
夏期講習と同じだけの勉強量をすることは難しい状況ですが、
同じようなペースでしていかなければ、夏にせっかくみにつけたものがドンドンこぼれていきます。
中間テストまでの時期は、夏にしたことが本当に身に付いているのか?
自分で確認する時期です。
新しいことは後回しでも構いません。きっちり夏のことを完結させましょう。
そうすることが結局、秋以降の急成長に繋がっていくことになります。
※二つ目の課題と打ち手の話は次回で。
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