親御様メッセージ(2022年 都立西高校2)※推薦合格
この度、息子が第一志望の都立西高校に推薦入試で合格することができました。布施塾長、村岡先生、佐藤先生をはじめ多くの卒塾生のご指導の賜物と感謝しております。ここに厚く御礼を申し上げます。
息子には幼少の頃から冗談で「高校は西高しかないんだよ」と言っていましたが、中学に入るとそれはとても高い目標に思えました。数学と理科は初めから得意でしたが、国語と英語はさっぱりでした。それでも学校の定期テストではワークの復習でそこそこの点数を取っており、周りの友達に負けたくないとは思っていたようです。中2の夏休みに入り、そろそろ受験も頭に入ってくる時期に差し掛かりました。本人に「高校どうする?」と聞くと普段あまり自分の意見を言わない息子がモジモジしながら「西高にチャレンジしてみたい」と言ったので「じゃあこれから受験に向けてしっかりやっていこうね」という話をしました。
中1の時に学校説明会に参加して西高への憧れはずっと持っていたようですが、西高を受験するとなると私たち親が家で勉強を見るだけではさすがに合格は難しいと思い、塾に通うことを決めました。学志舎ならびに布施塾長のことはテニスを通じて存じ上げており、また熱心な指導でしっかりと成果を上げていることも分かっていたので入塾するなら学志舎しかないと思っていました。夏休みの最後に体験授業を受けた際に「入塾はいつでも良いですよ」と言っていただきました。息子は部活も熱心に取り組んでいたため、本人の希望もあり入塾のタイミングは冬休み後からと決めました。
初めての塾で、さらに電車に乗って通うことも不安でしたが、本人は先生方や周りの子たちに良い刺激を受けて楽しそうに通い続けました。夏休み以降はほぼ毎日通塾していたため、親としては睡眠不足で受験まで体力が続くのか心配していましたが、一度も弱音を吐かずに乗り切ったことは本当にすごいと思います。もともと集中力はあったと思いますが、夏期講習からあとの勉強量には頭が下がります。その姿からは西高に絶対に受かってやるという意気込みを感じました。
親の力UPセミナーは夫婦で観させていただきました。親が出来ることは周りの環境を整え、見守ることしかない。難しいことですが本当に大切なことだと思います。必要なことは全て学志舎でやってくれていると信じて、息子の体調面だけに気を配りました。順風満帆に見えた受験ですが1度だけ息子の元気がなくなった時期があります。なんと中3の1学期の素内申が44→39に下がってしまったのです。定期テストの点はこれまでと同じぐらい取れていたのですが、今年から評価が4観点から3観点に変更になり、その影響を受けたようで、これにはさすがに焦りました。本人の落ち込んでいる様子を見て布施塾長宛にメールで相談したところ、「息子さんは西高に受かる将来しか見えません」というお言葉をいただき安心しました。さらに本人にも声を掛けていただいたことで元気を取り戻し、2学期に絶対挽回するんだと気持ちを新たに前向きに勉強を続けていきました。その結果、2学期の素内申を44に戻すことができたのです。そして勉強の成果は模試の結果にも徐々に現れ、1月の模試ではS判定を取ることができ、落ち着いて推薦特訓に臨むことができました。
冬季講習後の2週間に渡る推薦特訓では面接練習や作文の添削をしていただいたことで自分を見つめ直すことができ、本番に向けて相当な自信をつけたようです。推薦特訓中も帰りがけに村岡先生に「一般では絶対受かるから推薦で受かろうね」と声をかけてもらったと嬉しそうに話してくれ、その充実ぶりが伺えました。そしていよいよ合格発表の当日。合格発表のホームページで自分の番号を見つけた時には喜びを爆発させていました。本人の努力が、報われたのだと感動に浸りました。ところがそれも束の間、学志舎効果はこれで終わりではありませんでした。受験が終わったら「やっとのんびり出来るわ~」とか「これで遊べるわ~」とかの言葉が出るのかと思っていたのですが、なんと「これで落ち着いて高校の勉強ができるな」と言ったのです。合格の翌日から高校の英数の問題集を購入し、さっそく勉強を始めています。本人的には合格はもう過去のもので、その先の将来や夢に気持ちが向いているようで親としても驚いています。学志舎での1年間の学びは勉強だけでなく社会で生きていくための力もしっかりと育んでいました。学志舎でお世話になっていなければ、ここまで成長することは出来なかったと思います。先生方や卒塾生そして机を並べて切磋琢磨した仲間の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を心の糧として更に成長していってくれたらと思います。本当にありがとうございました。