合格体験記&親御様メッセージ(2025年 都立国立高校:Sさん)※推薦合格

目次

Sさん

入塾のきっかけ

私が入塾したきっかけは先生方の情熱と他の塾にないような雰囲気の自習室に惹かれたからです。入塾面談に行った際、先生方の合格に対する熱い思いを感じました。また授業の日でもないのに多くの人が自習室に来て高い集中力で勉強している姿を見て、ここの自習室なら行って意味があると思えたからです。

入塾前と入塾後の内申

入塾前は、内申点が40でした。また、平均の勉強時間は1日10分くらいでした。

入塾後は、推薦特訓を受けたいという思いから内申点をあげることに尽力した結果、内申点が45に上がりました。また、自習室に行くようになったことで勉強時間が大幅に増えました。

勉強以外に教わったこと

挨拶の大切さです。私は挨拶とは単なる形式的なものではなく、コミュニケーションや人間関係において大きな役割を担うものだと考えています。その中で学志舎は、教室に入る時には「こんにちは!」、帰る時には「ありがとうございました!」を必ず言うようになっていて、日頃から挨拶を大切にすることで、塾外でも自然と挨拶ができるようになり、人間性においても大切なことを学べます。

後輩に一言アドバイス

志望校に向かって最後まで全力で駆け抜けてください!模試の判定が悪かったり、過去問が全然解けなかったりして落ち込むこともあると思います。しかし、そこで志望校を諦めるのではなく、自分こそ志望校に適しているという気持ちで悔いのないようにやりきって下さい!

親御様

このたび、第一志望であった都立国立高校に合格することができました。これから受験に挑む後輩の皆さんに、少しでも参考になればと思い、これまでの歩みを振り返ってみたいと思います。

漠然とした目標から明確な志望校へ

学志舎に通い始めたのは、中学1年生の冬期講習からです。きっかけは、すでに通っていたクラスメートから「とても良い塾がある」と評判を聞いたことでした。すぐに問い合わせをし、三者面談に参加しました。その際に見学させていただいた自習室の、張り詰めた空気の中で生徒たちが黙々と学ぶ姿に圧倒されました。娘もこの雰囲気をとても気に入り、「このような環境で学びたい」と自ら入塾を希望しました。私自身も、村岡先生との面談や自習室の様子を見て、「この塾でなら、自立学習の姿勢が身につくだろう」と確信しました。

当初、娘は「都立の上位校で学びたい」という漠然とした目標は持っていましたが、具体的な志望校までは定まっていませんでした。しかし、学志舎に通ううちに、「ここで努力を続ければ、西高校や国立高校にも挑戦できるのでは」と、意識が少しずつ変わっていったようです。

もともと、定期テスト前には自分から机に向かう姿勢はありましたが、塾に通い始めてからはその習慣がより確かなものになりました。中学2年の2学期には、念願の9科目オール5を初めて達成。ちなみに、2年生の1学期には「3」もあったため、当初はオール5など到底イメージできませんでした。

そんな矢先、国立高校の学園祭に参加する機会があり、「この学校に進学したい」と初めて本人の口から聞いたとき、明確に国立高校を目指す気持ちが固まったと感じました。それ以降は、学志舎の授業や自習室をフルに活用し、定期テストでも安定して良い結果を出せるようになっていきました。親としても、学力だけでなく精神面でも大きく成長していく姿を見て、安心して見守ることができました。

一般入試を主軸としつつ、推薦入試で合格をつかむ

受験については、当初から「一般入試での合格」を基本方針として進めていました。ただ、中学2年生の3学期以降も内申をしっかり維持できていたこと、英検2級や部活動・生徒会での活動も総合的に評価してもらえると考え、次第に推薦入試も意識するようになりました。

とはいえ、都立高校の推薦入試は競争率が高いため、あくまで「一般入試で合格できる学力をつけること」を念頭に、3年生の1・2学期の定期試験には特に力を入れて取り組みました。この頃には、学志舎の自習室が娘にとって最も集中できる場所となっていたようです。

秋以降、自校作成校模試で一定の手応えが見えてきたこともあり、本格的に推薦入試に向けて準備を開始しました。塾の推薦特訓に参加させていただきました。2週間にわたる特訓では、思考力や表現力を磨く多くの学びを得ることができ、その結果、無事に推薦で合格を勝ち取ることができました。

さて、第一志望に合格できたことは何よりも嬉しいことでしたが、それと同じくらい嬉しかったことが二つあります。

一つ目は、推薦特訓の2週間で、人格面においても大きく成長したことです。特訓が始まる前は、まだ子どもらしい一面が残っていましたが、終盤には明らかに思考力・判断力が飛躍的に向上し、高校生活や将来に向けた大きな土台が築けたと感じています。

二つ目は、合格発表後に本人が「卒業までできるだけ学志舎に通いたい」と話してくれたことです。その理由を尋ねると、「推薦特訓が本当に楽しかったから」とのことでした。入試直前の最もプレッシャーがかかる時期にも関わらず、その期間を楽しく過ごせたことが、何よりの成果だったと思います。

信じ続けたからこその合格

今回の合格は、学志舎の先生方が娘の能力を最大限に引き出してくださったおかげだと、心から感じています。本人も、「学志舎に通っていたからこそ合格できた」と実感しているようです。そのため、来年は卒塾生として推薦特訓に参加し、後輩たちの夢の実現をサポートしたいと、すでに楽しみにしているようです。

最後に。今回の合格の最大の要因は、何よりも「信じてブレずにやり抜いたこと」だと思います。娘は学志舎を信じて努力を続け、私たちも娘と学志舎を信じて見守りに徹しました。親のチカラupセミナーでいただいた資料の中に、「塾で頑張って帰宅し、くつろいでいる子どもに『勉強しなくていいの?』などと言わないように」と書かれていたのを覚えています。このようなアドバイスも忠実に守ってきたことも、結果として実を結んだのだと思います。子供は努力の継続、親は適切な距離を保って見守る忍耐力の継続が重要だと思います。

学志舎の先生方、そして共に学んだ塾生の皆さん、本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。

入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

また、早稲田政経を受験するにあたり多様な英語長文・文法問題と向き合った経験を活かし、都立国際「必勝」特訓の専任講師を2023年秋より務める。開講初年度、同講座を受講した6名全員を合格に導く。

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