合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立西高校:Sくん)

目次

Sくん

入塾のきっかけ

私が学志舎に入塾したのは中学1年生の春でした。初めて学志舎を訪れた時、静まり返った教室内で黙々と手を動かす生徒たちの雰囲気に圧倒され、筆箱を開ける音ですらとても気を使ったことをよく覚えています。体験後に「自分は学志舎に入ってついていけるのか?」と不安になりつつも、この環境で頑張りたいという思いが強くなり、入塾を決めました。学志舎では、勉強はもちろんのこと、礼儀や様々な物事に対しての知識や考え方など多くのことを学ぶことができ、とても充実した3年間を過ごすことができました。

学志舎の良さ

学志舎の一番の良さは、「成長のための最高の環境が整っていること」だと思います。この環境の良さも様々だと思うので、私が思う良さを自身の体験を交えて2つ挙げたいと思います。

1つ目は、「ともに高めあう同級生の存在」です。私は問題を解くのがあまり速くなく、いつも他の塾生に遅れをとっており、焦りを感じることが多かったです。しかし、自分の中で目標とする人を決めたり、少しでも他の塾生より速く解くことを意識したりすることで、日々の授業に集中して取り組めました。また、自立学習では各々が抜群の集中力を発揮しており、常に真剣に取り組んでいる姿を見て、集中できていない時も「自分ももっと頑張ろう!」と奮い立たせて自立学習に取り組むことができました。このように、周りの同級生の存在を意識し、自ら競争心をあおることで、自分のやる気を高く保ったまま頑張ることができました。

2つ目は「先生の質の高さ」です。日々の授業では、最初は進むのが速いと感じることもありましたが、慣れてくるととてもテンポがよく分かりやすく教えてくれる授業が楽しく感じるようになりました。また、授業の合間に雑談をはさむことでメリハリがつき、最後まで集中して授業を受けることができました。問題を解説しつつ、入試を分析して考え抜かれた、問題を解くときのポイントやコツ、人生や受験に対する考え方なども先生の体験をもとに熱く語ってくださったことは、私にとって強烈な思い出です。問題やそれ以外の質問にも丁寧に答えてくださり、日々の学習をより効果的に進めることができました。

落ち込んだ時とその回復法

私は12月のV模擬で西高のB判定をとることができ、推薦特訓を受けようと決めました。しかし、最後の1月のV模擬を受け、自己採点をすると思った以上に点が取れていませんでした。このとき、本気で絶望したことをよく覚えています。そして村岡先生と相談し、推薦特訓を受けることを断念しました。皆さんご存じのとおり、学志舎の推薦特訓は評判がよく、3年生になった当初から自分も受けたいと思い続けていました。また、私は素内申が44であり、西高推薦の目安内申に届いていたため、悩みに悩みぬいた上での苦渋の決断でした。ですが、暗い面持ちで村岡先生に相談しに行ったとき、忙しい中でも優しく温かい言葉をかけてくださり、一般に向けて気持ちを切りかえることができました。

V模擬の結果は案の定下がっており、C判定でした。直前の模試で大きく成績を落としてしまったことで、志望校の変更も視野に入れなくてはならなくなり、ここでも大きく悩むことになります。しかし、後悔したくないという思いから最終的に西高を受験することを決意しました。このように悩みや辛いことが多くなったとき、私はとにかく学校や学志舎の友達にと話したり、相談したりすることで気持ちが楽になり、最後までやりきることができました。つらいときは、だれでもいいので悩みを抱え込まず、相談してみる(話を聞いてもらうだけでも)ことをおすすめします。

内申について

私は「中1の1学期の素内申が31」でした。しかし、提出物の質を上げることを意識したり、定期テストの準備を入念に行って高得点をとれるようにしたりして、「中3の2学期には素内申を44」にすることができました。内申点は確実な得点であるため、一般入試においてお守りのような存在となり、大きな心の支えとなりました。内申をすぐに上げることは難しいですが、高い内申を取っておくと後に救われることが本当に多いので、今からでも上げる努力をすることをおすすめします。

後輩の皆さんへ

受験生となる1年間はもちろん忙しくなり、きついと感じることも多かったです。しかし、終わってみればあっという間だったと感じています。1年間本気でやり通したこと、学志舎で学んだことは大きな財産となります。学志舎は頑張ろうと思えばそれに応えてくれる環境があるので、受験が終わった後、もっとやっておけばよかったと後悔することがないように頑張ってください!もちろんメリハリは大切です。休む時はしっかり休んでリフレッシュしたほうがいいと思います。受験は最後まで何があるか分かりません。最後まで自分を信じ、目標に向かって突き進んでください。応援しています!

親御様

初めに、中学1年から3年間、志望校合格まで熱心にご指導いただき誠にありがとうございました。

入塾のきっかけ

小学6年の冬に無料体験に参加させていただいたときは、周りの生徒さんたちが、あまりに集中して自立学習をしていたので圧倒されましたが、息子は何かピンと来たのか、入塾を即決しました。

志望校への思い

今思えば、息子は1年の頃から漠然と西高への憧れがあったと思います。しかし、西高はあまりにも高い壁ですので志望校については決めかねていましたが、3年の2学期の成績で内申を上げられたのをきっかけに一段とギアが上がり、西高を目指す受験勉強に本腰を入れて取り組めたと思います。

また、途中で心が折れそうになることも何度もあったと思いますが、先生方の熱いご指導や、西高へ進学した卒塾生の体験談を聞いたりする度に、ギアを入れ直すことができた様子でした。

年明けの模試では成績が落ちてしまい、志望校を変更すべきか決断しなければならなくなりました。大事な時期にだいぶ悩むことになりましたが、親としては、アドバイスはするものの、結果はどうであれ後悔しないためには、本人の納得いく選択にするべきだという結論に達しました。

本人も悩んではいましたが、おそらく志望校を変更して違う学校に通うイメージはまったくなかったのではないかと思います。「やっぱり志望校は西高!」と決断してからは、なりふり構わず一心不乱に勉強に打ち込めていたと思います。

合格発表当日、「合格」の文字を見た時には今まで我慢してきた感情が溢れ、初志貫徹できたことを喜び合いました。自分を信じて頑張り抜き結果を出せたことに、親としても感動せずにはいられませんでした。

感謝

最大限の努力ができる環境を作ってくださり、ありがとうございました。学志舎で得た様々な体験は息子にとって貴重な財産となりました。合格後の面談時には、「高校生になってもわからないことや悩むことがあればいつでも来てくれて大丈夫だから。」という心強い言葉をいただき、最後の最後まで感謝感激でした。

これからも学志舎の益々のご発展と先生方のご健康を心より願っております。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

目次