合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立西高校:Oさん)※推薦合格 

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Oさん

入塾のきっかけ

母がインターネットで学志舎のホームページを見つけたことが入塾のきっかけです。体験に行ったときには、ドアを開けても誰も顔を上げない状況にまず驚きました。自分が授業についてけるのか少し不安も感じましたが、ここで頑張りたいと思い入塾を決めました。

入塾してからの変化

入塾前は勉強をやろうという気合いは全くなく、小学生の頃は毎日のように友達と遊んでいて勉強も嫌々ながらしていました。学志舎に入ってからは周りの塾生たちの「終わりました!」という言葉に負けたくないという思いで、少しずつ、学習への熱意と集中力を高めることができました。授業の合間の先生方のお話は、毎回笑いが止まらないほど面白く、これからの人生に役立ちそうなものばかりで、毎回授業がとても楽しみでした。

中学校の授業では、どんなに小さなことでも先生の話したことはノートに細かくメモをとり、振り返りカードは、決められた枠を超えるくらいびっしり書くなど、提出物を充実させました。また、学志舎では定期テストの2週間前には授業が一度ストップするため、テスト勉強に専念することができます。私は先生ごとのテストの傾向を自分なりに分析し、2週間の計画を細かく立てました。そして、苦手な単元はワークを何周もするなど、念入りに準備をすることで、徐々に確実に点数をとることができるようになりました。その結果、3年生の2学期には内申でオール5をいただくことができました。

夏以降は、過去問や、先生からいただいた数学オリジナルプリントや英語オリジナルプリントに、数えきれないほど何度も取り組みました。どんな時でも鉛筆の音しか聞こえない学志舎の自習室の環境を最大限生かし、コツコツ努力したことは、すぐに結果は出なくても、確実に自身の大きな力や自信につながると思います。

自分の頑張りを思い出す

模試で思い通りの結果が出なかったときは、塾からの帰り道や家で1人号泣することもありました。しかし、布施塾長がかけて下さった「頑張っているのだから、まだあきらめなくていい」という言葉に救われました。毎日、誰よりも早く自習室に向かってきた自分の頑張りを思い出し、気持ちを切り替えることができました。悔しさがバネになり、かえって集中力を高められたと思います。

自分を支えた言葉

布施塾長の「チャレンジャーにはチャレンジャーにふさわしい行動を」という言葉が一番印象に残っています。2年生の夏に西高に学校見学に行き、その時から西高に憧れを抱くようになりました。はじめは、自分にはハードルが高すぎるとあきらめていたのですが、3年生になっても西高以外に心に刺さる学校は見つかりませんでした。そんな時、塾長の言葉を思い出し、ただ単に西高に行きたいと思うだけではなく、チャレンジャーにふさわしい最大限の努力をしてみようと考えました。

学校から帰ったらすぐに自立学習のために塾に向かうことや、分からないところはその日のうちに先生に質問して解決すること、それに学校の休み時間といった隙間時間を利用した学習を実行することなどを徹底しました。

推薦特訓に参加して

私は村岡先生と相談して、「水土日コース」で参加することにしました。面接の練習を通して、自分の性格や得意なこと、西高で何をしたいのかということを深く考えることができました。また憧れの西高の先輩が毎日のように応援に来て下さり、西高への思いを強くすることができました。2週間毎日参加している人たちに比べて準備にかける時間が少なく不安もありましたが、通学途中や休み時間などあらゆる時間に、頭の中で面接や作文のテーマを考えたりしていました。合格発表を見た時は、本当に嬉しくて、最後まで頑張ってよかったと思いました。

勉強以外で教わったこと

学志舎では、教室の出入りの際に「こんにちは」「ありがとうございました」と挨拶をします。

また生徒同士でプリントを渡す時にも、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えます。

こうした姿勢は、学校生活を含む日常生活でも大きな役に立っていると思います。勉強だけでなく、人として大切なことも教わることができました。

後輩のみなさんへ

受験が近くなった時期に何に重点を置いて勉強すべきかを悩み、苦手な国語の勉強をどのように進めるべきか、布施塾長や村岡先生に質問しました。そこでいただいたアドバイスをもとに自分なりに計画を立て、必ず実行するように心がけました。

佐藤先生や山田先生にも過去問や作文の書き方について質問し、必ずその日のうちに解決するようにしました。どの先生も丁寧に対応してくださり、本当にありがたかったです。

どうしたらよいか分からない時は、自分だけで悩まず、自分を信じ、全力で応援して下さる学志舎の先生方に相談し、いただいたアドバイスを実行することが大事だと思います。受験期は不安なこともたくさんあると思いますが、最後まであきらめずに頑張ってください!

親御様

この度、娘が第一志望の都立西高校に合格することができました。これまで娘を支えて下さった先生方、卒塾生の方々、ともに切磋琢磨してきた塾生のみなさん、本当にありがとうございました。

学志舎に入ったきっかけ

娘は小学6年生の2月に入塾しました。中学受験は経験しておらず、高校受験に向けて早めに学習習慣を確立させたほうが良いと考え、塾選びを始めました。そんな中で見つけた学志舎のホームページ。

合格実績はもちろん、先生方のあふれ出る熱量が伝わってきました。先生との距離が近く、1人1人に目が届く環境にも魅力を感じ、さっそく体験を申し込みました。正直なところ、体験時の入塾テストの出来はいま一つで、ついていけるのか心配でした。ただ本人も「学志舎で頑張ってみたい」と話したので、意を決して入塾を申し込み、娘の学志舎生活が始まりました。

子どもの成長

「きょうは一番前の席だったけど塾長の圧がすごかった」

「とんでもないスピードで問題を解き終わる子がいる」

娘は塾から帰ってくると、色々な話をしてくれました。小学生までのんびり過ごしてきた娘にとって、それまで経験したことのないような授業の緊張感とスピード感は大きな刺激になったようです。思う存分勉強に打ち込める静かな自習環境もとてもありがたく、いつもどこか楽しそうでした。

3年生になると、定期テストや模試に対する向き合い方など、受験生として一気に緊張感が増していきました。一方、勉強にどう向き合うべきか、悩む場面も増えてきました。夏は部活と夏期講習がと重なってしまうことも多く(部活の引退時期が8月と遅かったため)、村岡先生に状況をお伝えしたところ「講習はフォローするから大丈夫。部活を最後までやり抜こう」と娘にさっそく声をかけていただきました。

村岡先生から声をかけていただいた日、娘はとても晴れ晴れとした、どこか吹っ切れたような表情で帰ってきました。揺れ動く受験生の気持ちを理解してくださる塾長や村岡先生のフォローに、親も子も何度も助けていただきました。

親のチカラupセミナー

セミナーでは、入試に関わる詳細なデータとその分析のみならず、親の心構えを伝えていただいたことが、とてもためになりました。

特に心に残っているのは、「塾では子供さんは精一杯頑張っている。家では見守りに徹してほしい」という塾長の言葉です。

受験勉強を頑張るのはあくまで本人。親のなすべきこと、果たすべき役割を整理できたことで、浮足立つことなく、親子ともども落ち着いて受験までの日々を過ごすことができました。

中3後半

中3の秋になると、寝ても覚めても勉強一色の毎日に。学校から帰ると中学校の通学カバンを放り出して、教材でパンパンのリュックと手提げを持って自転車に飛び乗り、塾に向かう日々が続きました。口にこそ出しはしませんでしたが、娘は中2の時に西高の説明会を訪れて以来、「どうしても西高に行きたい」と考えていたようです。

最終的に3年の2学期にオール5をいただけたことや、模試の結果なども踏まえて第1志望を西高にすることを決めました。

そして、推薦入試は倍率が高いことも勘案し、推薦特訓は「週末+水曜のコース」を選択しました。

推薦特訓

期待と不安を胸に抱きつつ臨んだ推薦特訓の初日。

娘は「推薦特訓、めちゃくちゃ楽しい!」と息を弾ませて帰宅しました。先生方や先輩方から丁寧に面接の指導をしていただけることや、いままで話したことのなかった塾生と接点が持てたことなど、充実した内容を熱く語ってくれました。

ただ、定期テストなどで着実に積み上げる学力とは異なる力が問われる作文には苦労したようです。一般入試に向けた勉強に加え、自身の内面に向き合い、経験を掘り下げ、とにかく作文を書き続ける。そんなあっという間の2週間でした。

試験2日目の前夜。塾長と村岡先生に最後の面接練習をしていただき、娘は笑顔で帰ってきました。充実感でいっぱいの顔を見て、推薦特訓を受けさせていただいて本当によかったと思いました。

おわりに

娘は、学志舎で3年間お世話になり、努力を重ねて「壁を破る」というかけがえのない経験をさせていただきました。学志舎は、徹底したデータの分析とノウハウの蓄積で合格に向けた環境を整えつつも、最後は本人の気力や根性、執念で合格をつかみ取ることを重視されていると感じます。

今までの自分を超えることの難しさと大切さ。やり切った時の喜びと充実感。1人の力では不可能だという気付きと周囲への感謝。ともに戦った友人との絆。学志舎での経験を通じて、娘は人として本当に大切なことを数多く学ばせていただきました。

また、布施塾長、村岡先生、石原先生、佐藤先生、山田先生。それぞれの先生方が常に子どもと真摯に本気で向き合って下さったと感じています。そうした大人に、中学生の多感な時期に出会えた幸運にも、親として、とても感謝をしています。学力を向上させていただいたことだけにとどまらない、それ以上の素敵な塾でした。本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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