親御様メッセージ(2020年 都立武蔵野北高校1)
小6の終わり、都立中学受験を終えて新しい塾を探していました。「厳しいけれど、とても良い塾」そんな印象の学志舎に学校で同じクラスのお友達が通っていることを知り、一度体験してみようと行ったことが入塾のきっかけでした。
これまでのように出された課題をただこなすのではなく、自分で考え自ら進んで黙々と学習するという環境に、スローペースの娘がついていけるのかやや心配はありましたが、苦労した分だけ必ず今後の力になることを信じて、応援しておりました。テスト前には単語帳やまとめノートを作ってみたり、ひたすらノートに書いていったり、中2までは自分なりの勉強法がなかなか確立しませんでした。不器用な上にマイペースなので、試行錯誤の繰り返しでしたが、なんとか中3になる前には自分のやりやすい方法を見つけられたようです。
学志舎では定期的にセミナーを開いてくださいます。そこでは毎年新しい気付きがありました。「日々生活するうえで色々と大変なことがあると思いますが、お子さんの勉強に関しては心配しないでください。」とセミナーで仰っていた通り、私の心は学志舎によって保たれていたように思います。気になることがあった時には、メールをするとすぐに返信をくださり、考えられることがいくつか書かれてあり、その中に必ずハッとする答えがありました。経験豊富な先生方のアドバイスはとても心強く、安心してお任せすることができました。
中3の1学期の中間テスト前、娘から「頑張ってね!とか何も言わないで普通にしててね!」と言われ、本格的に受験モードに入ったんだなと見守る覚悟もでき、模試や入試当日も普段と変わらず「いってらっしゃい!」の言葉だけで送り出しました。
他の塾生との進み具合の違いに焦りを感じた時、模試や定期テストの結果が不安な時は、布施塾長や村岡先生が親身になって話を聞いてくださいました。
・解説をしっかり理解出来ているなら今のペースで大丈夫だよ。何も心配することはない!
・この教科をあと少し伸ばせばいける!
・全教科を上げようとしないで、これとこれだけは絶対頑張ろう!
相談するたびにわかりやすい的確なアドバイスで、娘の不安を解消してくださいました。いつも「全教科完答しなければ!全教科上げなければ!」という思い癖があった娘にとって、自分のペース、自分のやり方で進められたことは、その後の伸びにつながったと思います。
夏期講習後の模試と10月の自校作成模試では急激に成績が上がり、少し安心したのもつかの間、まさかの体調不良で期末テストが1日受けられず、そこから一気にモチベーションが下がってしまいました。12月と1月の模試は散々な結果になり、冬期講習中も調子が戻らず、毎日不安そうな顔で帰って来る娘にかける言葉が見つかりませんでした。冬期講習後に話し合って、武蔵野北高校の推薦を受けることを決め、それからすぐに学志舎の推薦対策が始まりました。毎日23時頃まで、多くの先輩方が入れ替わりで来てくださり、先生方の熱いご指導のもと、たくさんの事を吸収し、楽しくて仕方がない様子で興奮気味に帰って来て、本当に成長を感じました。話を聞いている私まで嬉しくなる程でした。推薦は残念な結果となりましたが、学志舎の推薦対策を受けて本当に良かったと思います。
無事に一般で合格はいただいたものの、試験当日はうまくいかなかったようで、その日の夜は学志舎で大泣きしたと後になって聞きました。後日の面談で布施先生から「自己採点の点数でも大丈夫だとは思っていましたが、ヘタなことは言えないので黙っていました。」と聞き、浮き沈みのふり幅が大きい娘に合わせて、違う言葉で励ましてくださり、毎回かける言葉も選んでくださっていたんだな~と感謝の気持ちしかありません。後半はひやひやしましたが、受験期を比較的穏やかに過ごせたのは、先生方のおかげです。
布施塾長、村岡先生に、この3年間で多くのアドバイスをいただき、娘も自分自身と向き合い、自分なりの戦い方が身に付いたと思います。勉強の他にも、この先の人生に繋がる濃い内容のお話をたくさんしていただきました。何より、常に真剣に向き合い精神的にフォローしてくださり、本当にありがとうございました。そして、一緒に戦った学志舎の塾生のみなさん、忙しい中、時間を作って学志舎に来てくださったたくさんの先輩方、本当にありがとうございました。