親御様メッセージ(2021年 都立駒場高校4)

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都立駒場高校(T様)

3月2日の合格発表を親子で閲覧し、受験番号を見つけた瞬間、心から喜びあうことができたのは学志舎に通い、先生方の指導を受け、息子が勉強に集中できる環境に身を置くことができた結果だと思います。内申に大きく伸び悩み、それでも学力検査で逆転を果たし、無事に駒場高校に合格できたことについて親として振り返ってみたいと思います。

大手塾には無いピリッとした空気に圧倒され

学志舎に入塾したのは中学1年になって間もなくの頃でした。息子が塾を決めかねているとき、学校の友達から通っている塾を勧められ体験をさせていただきました。教室に入った時の印象は、子供たちが黙々と勉強に励む姿と筋の通った布施塾長の雰囲気から、気持ちが弱い息子が甘える余地がなく真剣になれる環境なのでは!と感じました。息子も大手塾には無いピリッとした空気に圧倒されつつ、入塾の許可をいただいた後、都立高校の受験に向けてここなら頑張れると心を決めたそうです。

学志舎で鍛えられた精神の成長ぶりをうれしく感じました

学志舎では内申の重要性といかにして学校の先生と接し評価のポイントアップに繋げるかについて学んでいたはずなのですが、本人の努力不足からか定期テストも自己アピールも揮わず一進一退の末に、3年の1学期には自身過去最低の評価となりました。巻き返しのはずの2学期も点がとれず、結局一つもアップすることなく仮内申(素内申で31という結果でした)が宣告されました。その後しばらくは、本番への不安と親として何かできることが無かったかという後悔に苛まれてしまいました。中学校の評価は思うようにならないものの模試や学力テストでは力が発揮できたのか、ある程度の点数を取れていたため、自校作成校を目指し難関クラスで勉強させていただいておりましたが、12月に仮内申が出たところで、相談させていただき志望校の変更と共通クラスへの異動をお願いしました。本人は第2志望だった駒場高校の受験を希望し、布施塾長からも両親とよく相談して決めるようにと助言をいただきました。息子の内申点は駒場高校の内申点と学力点の分布表の欄には入っておらず、シンドイ組だから当日は相当な点数を取らないと厳しいという現実にも関わらず、「それでも変更する意思はない」とのことでしたので、本人のやる気に賭けることにいたしました。合格基準が高いことはわかっていたので、直前までは不得意科目の過去問に時間を割いていたようです。最後の模試でも安心できるような結果にはならず、今一つの数学で点が取れるかがポイントかなという印象でした。私立受験は無事に合格し、本番が近づくにつれて過去問の解答精度は上がっていったので、本人も最高得点を取って逆転すると意気込んでいました。また、最後の授業では布施塾長から「当日点が取れるから大丈夫!」と励ましのお言葉をいただき、勇気づけられて不安と焦りは軽くなっていったようでした。都立の受験の当日、試験を終えて帰ってきた息子を玄関で迎え、その清々しい顔を見た時にもしかしたら行けるかもしれないと思ったことが今も心に残っています。息子の口から「一番後ろの席になったんだけど、周りの受験生がよく見えて心は落ち着いていた」「解答用紙を配られたときに、あぁこれを解いたら合格できるんだと思った」という言葉を聞き、学志舎で鍛えられた精神の成長ぶりをうれしく感じました。また、学志舎で言われている、「試験当日、席に着いたときに合否はもう決まっている」という言葉を実感した瞬間でもありました。

オール85点でも厳しい状況で、見事合格

試験結果を待つ数日、「自己採点は不安をあおるだけだから無意味」や「自分の解答を書き残す時間があるなら問題に集中して得点を取る」という学志舎での話を聞き、今更ながらに、いい先生方に出会ったなと感心いたしました。倍率1.9倍(実質は1.88だったようです)、オール85点でも厳しい状況で、見事合格した息子を誇りに思います。そして、そんな受験でも容認いただき、適切なアドバイスをしていただいた布施塾長と村岡先生には感謝の言葉しかございません。本当にありがとうございました。おかげさまで合格することができました。圧倒的な勉強量をこなす学志舎の生徒の中で切磋琢磨し励ましあってきたからこその結果であり、これからも息子の人生にとって大きな糧となったのではないでしょうか。成しえた努力は心に刻まれたと思います。最後に、皆が勉強に励んでいるという時に、自習にも行かず親に黙って勝手に電車で一人、日帰り旅行をしていたことが判明したことがありました。夜中でしたが寝ていた息子をたたき起こし本気で受験をする気があるのかと懇々と説教し、情けない気分になりました。彼に言わせれば、「気分転換で、それがあるからと思って頑張って勉強した」とのことでした。そんな言い訳は一蹴しましたが、確かに並々ならぬプレッシャーがあったのかとは思います。車窓から風景を見ながらも過去問をやっていたそうなので、結果が出た今となっては笑い話です。そんなこともあり、本当に不安ばかりでした。これも息子の人生の一つ、自分で決め、納得し、努力する過程が大事だからと、こちらの不安を押し付けるようなことはしてはいけないと思えたことは、親としても成長できたのかもしれません。安心できないまま過ごしたというあまりいい体験記ではございませんが、受験が終わりほっと一息ついた今、挫けずに親として頑張れたかなと思っています。

この記事を書いた人

(膳所高校→防衛大学校→海上自衛隊→リクルートエージェント→学志舎2010年創業)海自とリクルートで培った「やりきる力」と「人の心を動かす力」を武器にエネルギー溢れるアツイ授業を展開。関西弁で入試問題にツッコミを入れながらテンポ良く進める授業で塾生達の頭をフル回転状態に。成績upや逆転合格を生み出す教育法は親御様から「学志舎マジック」と呼ばれる。たった1人で塾運営していた最後の年(2017年)には小5から中3まで200人以上の塾生の全授業を担当。日比谷・西・国立に計14名が全員合格となり業界で話題となる。過去7年間では都立高校に425名合格。そのうち西79名・国立42名・新宿24名・駒場30名・豊多摩35名と難関校・人気校受験で都内トップクラスの実績を残す。2022年3月には待望の三鷹駅前校がオープンし、中央線エリアからの入塾生が急増中。「一生忘れられない出会い」がここにあります。【趣味】テニス

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