親御様メッセージ(2023年 都立武蔵野北高校:Iくん)
入塾のきっかけ
小5になる春に入塾してから5年間もの長い間、大変お世話になりました。学志舎には私の友人のお子さんが通われていて、塾長のお人柄や授業の様子をお聞きしていたことと、家から近いことが入塾のきっかけでした。学志舎の勉強に集中できる落ち着いた環境が物静かな息子に合っていると思い、体験授業を申し込みました。大勢の塾生がいるにもかかわらず、全員が集中していて静まりかえった本校での体験時「国語の読解問題が苦手なんです」と話した私に、塾長が「まだ全ての読解問題を解いたわけではないのに、苦手と決めつけるのは早いですよ」とおっしゃって下さったことが今でも強く印象に残っています。
受験期の成長ぶり
息子は本校の難関クラスに所属していました。中2の学年末テスト前までは週2日の授業のみの通塾で自習には通っていませんでしたが、中3になってからは授業以外の日もほぼ毎日、重いリュックを背負って真面目に自習に通うようになりました。それまでは第2教室での自習でしたが、駅前校が新しくオープンして、さらに快適な自習環境ができたこともやる気が出た要因だったと思います。そうした日々の努力の甲斐があり、中3の1学期は中2の3学期よりも素内申で5up、2学期にはさらに2upすることができました。最終的に換算内申60まで上げられたことは、本人にとって自信になったと思います。
セミナー参加時の感想
毎年開催して下さる「親のチカラupセミナー」では、塾長および村岡先生からためになるお話を直接伺うことができるので、いつも参加するのを楽しみにしていました。特に中3の春と秋に参加した2回は充実した内容のセミナーでした。頂戴した数々の資料は卒塾生のデータを元に作られており、志望校を決めるにあたりとても参考になるものでしたので、受験までに何度も見直しました。また、高校受験に関してのみならず、その先のことまで見据えたお話が聞けたことは大変有意義でした。先生方がおっしゃって下さった「勉強のことは全て学志舎にお任せください」「心配なことがあったらいつでもメールをして下さい」という言葉もとても心強かったです。
見守る親の心境
難関クラスで自校作成校を目指して努力していた息子でしたが「絶対にこの学校に入学したい!」と熱望する高校をなかなか見つけることができませんでした。これから受験される方には、志望校はなるべく早めに決定できるように行動されることをおすすめします。それまでの模試の偏差値などから、当初は新宿高校を志望校にしていました。ところが1月に受けた最後の自校模試の結果が振るわなかったため、「倍率の高い新宿高校の受験は再考してみませんか」と塾長よりアドバイスを頂いて家族でもう一度よく話し合いました。それまで自校作成校の過去問にずっと取り組んできたこと、中3になって見学会や説明会に参加したのは自校作成校ばかりだったこともありとても悩みましたが、塾長にもメールで相談にのって頂き、最終的には共通問題校である武蔵野北高校を志望校にすると決めて応用クラスに異動しました。
1月の自校模試の結果が出た時には、親の私はもちろん、普段はあまり感情を表すことのない息子もさすがに気落ちしているようでした。すっかり弱気になってしまい、武蔵野北高校に出願すると決めてからも「もっと倍率の低いところにした方がいいんじゃないか」としばらくは言っていましたが、「換算内申60なんだから、絶対に大丈夫!きっと一般受験の男子の中では最高だと思うよ」と励ましていましたら徐々に自信を取り戻してきたようで、その後は共通問題の対策に集中していました。先生方から「伊藤くんのことは全然心配していないから」というお言葉を息子に頂いていたことは、後になってお聞きしました。
今回、無事に合格できたのは、学志舎での熱いご指導と息子の努力の結果、内申点を上げることができたため、当日気持ちに余裕を持って受験できたことが大きな要因だったと思います。息子が中2の時は、コロナ禍で見学会などへ参加できるのは中3生のみの高校がほとんどでした。そんな中で武蔵野北高校は、中2の夏休みに息子が見学できた唯一の都立高校でした。案内してくれた生徒さんたちも爽やかで感じが良かったので、親子ともに好印象を持っていました。卒塾面談の際には先生方からも、真面目にコツコツと努力する息子に合っているとおっしゃって頂き嬉しく思っています。学志舎で学んだことを糧にして、高校入学後もその先の進路に向けてさらなるチャレンジをしてほしいと思います。
塾長をはじめとする先生方、共に学んだ塾生の皆様、お話を聞かせて下さった卒塾生の皆様、大変お世話になりありがとうございました。次は息子が少しでも後輩の方々のお役に立てれば幸いです。末筆ながら学志舎の今後ますますのご発展をお祈り申し上げます。