☆ 駒場(親御様)2022年

都立駒場高校(Y様)

真剣な塾生たちの顔

我が家は息子が中学校に上がるタイミングで東京へ引っ越して来ました。地方で6年間を過ごし、中学受験の子たちもいない中で随分のんびりとした小学校生活でした。勉強や塾通いについて決して積極的ではなかった息子が、引っ越して一週間ほどでまず塾に通いたいと自分から言い出したときは驚きました。早速、前からよく知る方に相談したところ、すぐに学志舎を紹介して頂きました。とにかく私も息子も相当緊張しながら体験に伺ったことをつい先日のことのように思い出します。ピリリとした授業の緊張感と授業の合間の塾長の関西弁での雑談、そしてまたすぐに切り替わる空気……真剣な塾生たちの顔が印象的でした。息子自身も感じるものがあったのか、他を見学することなく入塾を決めました。

見守る心境

定期テストはこなすものの、3年生になってからは受験を意識して全力で勉強に取り組んでいるのだろうかと、心配なのか焦りなのか、つい口出してしまい言い合いになることもありました。今となってはもう少し信じて、見守ってあげれば良かったと反省することも多いです。しかし、野球を引退し夏期講習あたりから、息子の様子も少しずつ変わってきました。家では自分からは何も話してこないので進路への考えなどは何もわからなかったのですが、秋以降、スイッチは入ってきたのを感じたので、息子の性格からも私からは余計な口出しはせず、塾長や村岡先生に全面的にお任せをして極力黙って見守るように心がけました。

毎日学校から戻るとすぐ学志舎の自習室へ。それも後から聞きましたが、一二を争うほど早く着いてやっていたそうで、この努力が報われますようにと祈るだけでした。志望校選びが親にはとても難しかったのですが、親向けのセミナーで示してくださった塾長や村岡先生のこれまでに培われた経験と膨大なデータの分析をもとに、そしてまさに適したタイミングで息子にアドバイスをして頂きました。本当に感謝しております。

感謝

親としては至らないことばかりだったのですが、振り返ってみて、息子が真剣に受験勉強に取り組み、それが実を結び、合格発表のときのあの喜びようと安堵した様子を見て、あぁ、これで良かったんだと思えたことが全てです。本当に学志舎の先生方の、熱いご指導のお陰です。感謝しても感謝しつくせません。本当にありがとうございました。卒塾はしますがこれからのも息子にお力添えを頂けると大変有り難いです。先生方も、くれぐれも御身体にはご自愛下さいませ。では失礼致します。

都立駒場高校(K様)

誰一人として私語をしている子がいない

中2の12月から学志舎でお世話になりました。入塾体験に参加したとき、誰一人として私語をしている子がいない集中した授業風景を見て、息子は、冬期講習からではなく12月初めから入塾したい、と迷うことなく決めました。中3の夏休み前あたりから、月曜から金曜まで毎日行くようになり、土日も自習OKとなればお弁当を持って、欠かさず学志舎で自立学習をするようになりました。(毎週お弁当を持たせていたおかげで、都立入試当日に食べるお弁当が普段通りだったことがとても落ち着いたようで、良い予行になっていました。)岩のような重いリュックを毎日背負って通う姿に、親は頑張れと応援することしかできませんでした。息子は、嫌々行くというわけではなく、自ら学志舎で勉強したい、行かないと落ち着かない、という心境でした。「他人と違う結果がほしければ他人と違う事をやるしかない」「量は質にかわる」布施先生と村岡先生の言葉を信じて、息子は受験までの1年間を悔いの残らないところまでやりきりました。学校の内申点がなかなか思うように上がらないことに苦しみましたが、それをカバーするだけの実力をつけて入試当日までやり切りました。本当に誇りに思います。

「見守る」ことの大切さ

学志舎にいる長時間を黙々と集中しているからだと思いますが、夜帰宅してからはその反動でおしゃべりが止まらず、夕食中は学校や塾のことをとても良く話してくれて、反抗期を忘れるほどでした。そのおかげで、志望校に迷ったときにも、最後まで息子の気持ちを確かめながら話し合うことができました。親として、最後まで見守ることができたのは、布施先生と村岡先生が、息子にどんな時も親身に接してアドバイスくださり、学志舎にお任せしておけば大丈夫なのだと心から安心できたからです。「見守る」ことの大切さを教えてくださったのも学志舎でした。部活の引退が遅くて塾に支障がでてしまうときにご相談のメールをした際も、的確にアドバイスくださり、最後まで部活をやりきれるよう応援してくださいました。本当にありがとうございました。

最後に

学志舎で勉強できたこと、そして志望校合格という成功体験につながったことは、息子の人生においてとても大きな財産になっていると思います。大学受験や就職のとき、また社会人になったときに、必ず活かされる経験をさせていただきました。このご縁を大切にして、卒塾生として今後の学志舎の塾生のお役に立てることができれば幸いです。

都立駒場高校(I様)

入塾のきっかけ

中3の春季講習より入塾し、学志舎では1年間お世話になりました。入塾のきっかけは、以前お友達から学志舎を聞き、印象に残っていたのでホームページを見てみました。都立受験なら学志舎、授業料が明確である、自宅から近い、そして「合格体験記」の数々を読んで入塾を決めました。

入塾後

夏季講習、冬季講習では、毎日お弁当を持って朝から夜まで学習し、長期の休みも生活リズムを崩すことなく、学習に取り組むことが出来たことが良かったです。親としても、こんなに長い時間どんな学習をしているのか不思議でした。自立学習することが訓練され、自宅でも自然に学習することが身についたと実感しています。コロナ禍の中、学校説明会に参加するのにオンライン予約で申し込みしなければならず、あっと言う間に人数定員になってしまい、どこも予約が取れず焦っていました。そのような中でも、塾には卒塾生の先輩方が学校の様子を話しに来てくれたので大変助かりました。

志望校選び

10月末に駒場高等学校の説明会が抽選で当選し、行ってみる?と息子に尋ねてみたら行こうかな…と、いうことで参加しました。この時、部活の見学もできて水泳部を見た時、息子の中でなんとなく目指したい学校が見つかったように思えました。そこから、2学期の定期テスト勉強に力が入り内申がUP。その結果、息子は駒場高校に挑もうという考えになりました。

親のチカラUPセミナー

2回目の親のチカラUPセミナーの配信では、塾長から「受験当日まで伸びるのが中3生の特徴です。残りの期間、目標を高く持ち、悔いのない日々を過ごしていきましょう!」とメールを頂いたことが印象に残っています。

受験直後

受験が終わって帰ってきた息子に「どうだった?」と聞いてみると、苦手だった英語の長文が最後まで読めるようになったと聞いて、前日まで黙々と過去問に取り組んできた息子の姿と塾長の言葉が蘇ってきました。

最後の面談

最後の面談では、村岡先生から大学のお話しもして下さり、「高校と同じように色んな大学も早くから見学するといいよ、まずは、同じ駅の東大から。東大を先に見たら他の大学は怖くない」と笑顔で話して下さり、息子も高校生活を有意義に勉学に励もうという気持ちになっていました。布施塾長、村岡先生、ご指導ありがとうございました。

都立駒場高校(N様)

この度、息子が第一希望の都立駒場高校に合格することができました。この合格は、学志舎の皆さまに支えていただいたおかげだと思っております。心より感謝申し上げます。

学志舎との出会い

学志舎との出会いは中2の春でした。前代未聞の全国一斉休校が新学期に入っても延長され、このままでは不安でしたので、中2の夏期講習からと考えていた塾通いを前倒しすることにしました。自宅に近いほうが、今後自習室にも通いやすいだろうと徒歩で探し始めて、我が家に一番近かったのが学志舎の第2教室でした。帰宅してからHPを拝見すると、私が毎日の通勤で通っていて、窓から見える教室の中で生徒さん達が一心不乱に自習する姿に通るたびに感心していた塾が、学志舎の第1教室(本校)だとわかりました。自宅に近いこと、以前から好印象の塾であること、都立志向であることに加えて、もう一つ決め手になったことがあります。母親の私自身が小学校で働いており、中学受験をする子の何割かが、6年間のまとめのかけがえのない時期に、受験前だからと1か月やそれ以上学校を休むことにモヤモヤする気持ちを抱いて仕事をしておりましたので、学志舎が学校生活を大事にすること、学校の先生にも敬意を払っていらっしゃること、当時の学習指導要領の評価の観点である「関心・意欲・態度」(現在は「主体的に学習に取り組む態度」)を重視し、入塾基準にもしていたことに感銘を受けました。その後、コロナ禍ですぐに塾も閉鎖してしまうのですが、無事に入塾できて宿題や授業の配信やZOOM自習室に助けられました。

まさかの内申大幅下落

成績も順調に少しずつ伸びていき、定期考査前も普通に練習や試合があって勉強の時間が満足するように取れないと、悩みながらも部長として頑張っていた部活の引退を中3の5月に迎えました。やっと勉強に集中できて、もっと内申を上げていけるだろうと期待していた中3の1学期末。学習指導要領の改訂からか、思うように定期考査でも点数がとれなくなっていた前触れはあったのですが、中2よりなんと内申が10も落ちてしまい、親の私のほうがパニックになってしまいました。無謀な例えですが、例え2学期にオール5を取ったとしても、1,2学期の合計で決まる内申点は、中2の3学期の成績にもう及ばなくなってしまったほどの成績の落ち込みにショックを受け、すがる思いで布施先生にメールでご相談させていただくと、熱い激励とともに、この内申ではどう考えても難しいと思われる都立駒場高校を「(息子に)合っていると思う」と勧めてくださいました。部活を引退してから、学校用タブレットの使い方や動画の視聴に依存気味で約束が守れなくなっていった息子に、親の私は失望し、現状を認識させるために「見守る」ではなく叱咤叱咤叱咤ばかりで、どん底に落ち込んでいた息子を、学志舎の先生方は温かく励まし、志望校の道筋まで見せてくださったので、やる気になって夏期講習を踏ん張れたようです。また、夏休みのこのタイミングで駒場高校を知って、部活動体験や学校説明会などに参加できたのも、大変ありがたく思いました。三者面談前に、併願校のアドバイスをいただけたのも、東京の私立高校をほとんど知らなかったので、大変心強かったです。

本人の頑張りと並走

駒場高校が気に入った息子は、心を入れ替えてやっと勉強に励むようになりました。家から走って1,2分でつく自習室にも、毎日ラストの時間まで通わせていただきました。18年分もの都立の過去問を計画的に取り組ませて、解説する授業スタイルも力と自信になりました。何よりも、私が毎日の通勤で窓から見ていたわき目もふらずに自立学習をする学志舎の「勉強するのが当たり前」の良い雰囲気の中で、受験勉強に打ち込めたことが、彼の財産になったと思います。2学期の定期考査もあまり点が取れず、またまたショックで見守れず「これ以上塾に通っても、お金の無駄だから辞めてほしい」「実力が届かないところを受験して、私学に行く羽目になるなら、その分貯めておかないと学費が払えない。もう行かなくていい」など罵詈雑言を投げつけましたが、息子は絶対に学志舎を辞めたくないと言いました。私は、先生方が教えてくださったようには、最後まで親として達観し「見守る」ことはできませんでした。その分、並走しようと決めて毎日、塾から帰ってきたら、軽く食事を取らせながら、今日の塾の先生の名言やOB・OGからの励ましを聞き、今日取り組めた学習と明日の学習予定を確認しました。その後、私は持ち帰り仕事、息子は過去問を、食卓に2人で頭を並べて1時間やる生活をしました。寝る前に先生方から勧められた過去問の英語の音読を聞いて、タイムを計るのも半年続けました。音読を毎日聞くのは小学校4年生以来でした。

仮内申から受験当日まで

2学期末に出た仮内申は、やっと3上がっても34で、V模擬もCかD判定、厳しい現実でした。当日全教科90点以上取らないと合格は難しいことになり、このまま本当に駒場でいいのか、A判定の出ている他の都立にするか何度も話し合いました。最終的に追加で遠くまで受けに行った模試でB判定の模試結果を手に、再び学志舎の先生方に相談して背中を押していただき、私も職場の中学校から異動してきた同僚や受験サポート経験者ママさんたち、都立高校を卒業したのがまだ最近の若手の同僚達などに相談して、息子の思うところにと腹をくくりました。18年分の過去問を3回繰り返して自信をつけた息子の意思は固かったです。もし、不合格だとしても、最後まで勉強し続けて挑戦したことは、彼の将来にプラスになるだろうと覚悟を決めて駒場にチャレンジすることにしたのが1月中旬でした。

併願優遇の私学は合格しましたが、第2志望の私学は落ちてしまい、親としては不安でいっぱいの中、都立の受験を迎えました。2月21日の朝に笑って手を振って「いってきます」と出かけた息子の姿を「ちょっと遅かったけど、最後は本気になったんだなあ」と不思議な思いで見送りました。手応えは「ビミョー」とのことでしたが、無事に合格することができました。学校用タブレットで発表を見た途端、ポカンとした息子の横で涙ぐんでしまいました。倍率が例年より下がったのと、男女別定員の緩和にも救われたのだと思います。

感謝をこめて

長くなってしまいましたが、学志舎との出会いと、失敗からの努力で掴んだ第一志望校の高校生活は本人にとって希望に満ち溢れた時間になると思います。布施先生と村岡先生が大好きな校風、ナイスガイが育つ学校、と太鼓判を押してくれた駒場高校の恵まれた環境と施設で高校生活を過ごせるのをとても楽しみにしているようです。最後に布施塾長、村岡先生をはじめ先生方、OB・OGの先輩方、一緒に切磋琢磨した中3生の皆さま、感謝の気持ちでいっぱいです。大逆転の卒塾生として、これからも末永くお付き合いをさせていただければ幸いです。

都立駒場高校(O様)

おかげさまで第一志望校に合格でき親子で大変喜んでいます。2年間のご指導、本当にお世話になりありがとうございました。

教室の外からでもわかる緊張感

利用していた通信教育から塾通いに変えようと話し合ったのは中1の終わりでした。小学生の間、習い事の送迎時に学志舎の前を毎週通っていました。夜になった帰り道、チラッとですが明るい教室内が見えます。生徒たちが真っ直ぐ前を向いて黙々と勉強している背中が見え、それは外からでも緊張感が伝わってくるようで年度が変わって新しい生徒たちになってもその様子が変わらないのを通りながら感じていました。塾通いをするならここがいいなとその頃から考えていたので学志舎一択で息子に話し、体験で本人が合わないと言うなら他を検討しようと思っていました。面談で在籍している生徒さんたちのレベルの高さに親子で圧倒されましたが、ここで頑張ってみると即答したのでお世話になることに決めました。

土日も含め毎日ひたすら学志舎に向かい

2年の間は応用クラスで、3年から難関クラスに移って受験生の1年をスタートさせました。努力している様子でしたが内申で苦戦し、1学期に下がってしまうという事態にかなり焦りました。7月末に部活を引退してからは勉強に集中できるようになって充実した毎日を送っていましたが、夏休み前後の模試で成績があまり変わらなかったのもどう捉えて良いのか不安でした。しかし土日も含め毎日ひたすら学志舎に向かい、濃密な勉強が出来た成果が秋以降は現れてきました。過去問の正解率がじわじわと上がり、模試の結果も地道に上がっていきました。夏休み中に行きたい高校を2校に絞り、仮内申が出たタイミングで志望校を決定しました。最終的に内申は少し上がる程度で、テストでしっかり得点する必要がありましたが、最後まで緊張感を切らさずに勉強をした結果、当日のテストでは目標得点を大幅に超えることが出来ました。

感謝

行きたい高校に合格する力をつける、そして集中して勉強する力をつけるという学志舎で身に付け得たものは、今後の人生にも大きく影響すると思います。合格発表前の最後の授業から帰宅した息子が「学志舎に通えて本当に良かったと思う」と私に言いました。常に熱心に前向きに導いて下さった先生方、高校の様子を教えてくれて激励カードを書いて下さった先輩、教室で同じ時間を過ごした同級生たち、皆さんとの出会いに感謝しています。