合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立国際高校:Iさん)※推薦合格 

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Iさん

入塾のきっかけ

私が入塾したのは新中3の3月です。最初は塾なしで受験に挑もうと考えていましたが、大手塾のように進学実績に固執するのではなく、一人ひとりに親身に向き合ってくれるような学志舎の特徴に惹かれ入塾を決意しました。

入塾前と入塾後の変化

入塾してから、「自分の苦手と向き合う」ことができるようになったと思います。入塾する前である1、2年生の頃は定期テストで順位一桁を取ることに生きがいを見出していました。2年生の1学期まではそれが達成できていたので、勉強をすることをあまり苦痛に感じておらず、むしろ楽しいと思えることも多かったです。

しかし、入塾する少し前からは、苦手な数学で周りと大きく差がつき始めたこともあり、その目標が達成できなくなってしまいました。そんな私は、次への改善点を見つけるのではなく、ただ焦るだけで、とにかく勉強量に頼るような日々を送るようになっていました。

しかし、学志舎に入塾し、毎日逃げずに自立学習において自分と向き合っているみんなの姿を見て、少しずつ、ただがむしゃらにやるのではなく、自分の苦手と向き合い、改善を重ねていけるようになりました。その結果、数学をはじめとし、難易度の高い問題に抵抗なく取り組めるようになりました。

落ち込んだ時とその回復方法

受験生活の中で落ち込んだことはあったかな?と考えたのですが、特に大きなエピソードはなく、ずっと落ち込んでいたように感じます。

私は総合的には良い結果を出せても、悪い部分に目がいってしまうタイプなので、学校の授業や日々の授業で解けない問題があるたびに落ち込みました。特に学校の数学の授業では、レベルの高い友達たちに囲まれ、自分だけ全然進めることが出来ず、密かに涙を流すほどでした!た!

しかし、そんな私の周りには、家族や友達、塾や学校の先生方など、励ましたり、元気を与えてくれたりする存在がいて、その人たちが常に私に前を向かせてくれていたように感じます。本当に支えてくれたみんなには感謝しかないです。

印象に残っている先生の言葉

塾長が「国際に行く未来しか見えない」と何度もおっしゃってくれたことが、特に印象に残っています。私は10月の模試で志望校のS判定、5科の偏差値も70弱を出すことができ、珍しく前向きな気持ちになっていました。しかし、良い結果を出せたことで、次へのプレッシャーも高まり、12月、1月の模試では本当に酷い結果を出してしまいました。

その時も塾長は私を否定せず、「国際に行く未来しか見えない」と言ってくださり、前を向き直すことが出来ました。他にも学志舎の先生方はいつも前向きなアドバイスをしてくださり、その一つ一つが励みになっていました。

推薦特訓

私は結果的には推薦で合格を頂いたので、推薦特訓についても少し書きたいと思います。推薦特訓は本当に楽しかったです!!学志舎のみんなは、私よりも遥かに頭が良くて勤勉そうだから、友達になることができずに卒塾することになってしまうのだと寂しさを感じていました。

しかし、会話はなかったものの1年弱、同じ空間で高校受験という同じ目標に向け努力していたからか、すぐに友達になることができました。面接練習を通してみんなの個性を知ることができ、充実した2週間を送れました。

また、小論文では「小論の佐藤先生」がいつも簡潔でわかりやすいアドバイスをしてくださり、国際に似た傾向の問題を引っ張ってきてくれたお陰で小論を書くことも楽しむことができました。また何度か、添削と一緒に「国際行くぞ!!」と書いてくださり、それもまた、大きな励みになっていました。

後輩へのアドバイス

時間を大切に使ってほしい」と思います。私は部活を11月末まで続けていて、周りよりも勉強時間が確保しにくかったです。自分が部活をやっている時間もみんなは勉強をしていると考えると不安でついつい睡眠を削りがちでした。

特に夏休みは朝から昼過ぎまで学校の夏期講習、そこから夕方まで部活、直接塾に来て、塾の夏期講習でやった内容を頭に入れ、学校の課題をやり、次の日の学校の小テストの勉強をするという生活で睡眠時間がなかったです。やっぱり睡眠時間がないと次の日の自立学習や授業で意識を失いかけるし、体調もくずしやすくなるので良いことがないと1年かけて学びました!だからなるべく隙間時間に暗記モノも済ませるなど時間を効率よく使う工夫をしていました。

また、勉強に直接関係するわけではありませんが、時間を効率よく使うことで、娯楽の時間も捻出した方が良いと思います。私は日曜日など自立学習が早く終わる日に友達たちと夜ご飯を食べに行ったり、塾のあと、最寄りが同じ他塾の友達たちと新作のスタバを飲みに行ったりしてモチベーションを保っていました。後輩の皆さんが心身共に健康な状態で勉強に臨めるよう応援しています。

最後に一言

最後に、私が3年間努力し続けられたのは、確実に、周りの人の存在と学志舎の整った環境のおかげです。本当にありがとうございました!この経験を糧に将来の夢も叶えられるよう卒塾後も努力を惜しまず、たくさんの挑戦をしていきます。

親御様

学志舎を選んだ理由

学志舎を知ったのは中学1年生の時、2学年上のお子さんを持つお母様から都立高受験に強い塾があると教えていただいたのがきっかけでした。当時娘はまだ中1で、2年後に私立高を目指すのか都立高を目指すのか何の考えもない状況でしたので、学志舎のHPで予習だけはしておきました。塾長の熱い想いが書かれたブログを拝見して、「都立を目指すことになったら絶対にこちらにお世話になりたい。」と思ったことを覚えています。

いよいよ娘が中3になろうという時期でした。同級生がどんどん入塾するとの話を聞き、焦った娘が塾に行きたいと言い出しました。やる気があるのは良いことなのですが、、、、「正直、あなたのどこに通塾する時間があるの?」が最初の思いでした。というのも娘は全国大会を目指すとてもハードな部活に所属していました。

娘の毎日のスケジュールは、「朝早く登校して、朝練→授業→部活→疲れ果てて倒れこむように帰宅→食事・入浴→深夜まで学校の課題」といったものでした。

この生活をずっと続けていた娘は睡眠もきちんととれてない状態でした。中学に上がって、優秀な友人や先輩に囲まれ、「睡眠よりも勉強のほうが大事」というマインドになり、心と体を成長させる一番大切な時期の子供をもつ親としては、ただただ体が心配でした。

その頃には娘も、複数の学校の受験対策をする時間を確保するのは難しいことに気づいており、志望校を1校に絞ることにしたようでした。部活で忙しく、ほとんど学校見学もいけないままでしたが、自由な校風と得意な英語を伸ばせるという理由から「どうしても都立国際高校に行きたい!!」と志望校が決定しました。

志望校は都立高校。生徒の習い事なども応援してくれる塾=学志舎一択」ということで早速見学に伺い、すぐに入塾を決めました。

親のチカラupセミナーに参加した時の感想

セミナーには2回参加いたしました。先生方のお話は面白くて、退屈しないセミナーが存在することを初めて知りました。

「感謝の気持ちと礼儀」については、私も子育ての軸にしてきたことですので、塾長、村岡先生のお話は共感しかありませんでした。

そして、塾の進学実績ではなく、1人1人の生徒の幸せのために頑張って下さっている思いが伝わってきて、学志舎に子供を預けて本当によかったなと思いました

受験期の成長

受験期にどのように成長したか、、、、考えてもなかなか出てきません。なぜならば入塾してから家にいる時間がほぼなかったからです。毎日毎日自習室に通い、帰宅するのは23時近く。学校の部活も3年生の11月まで続けておりましたので、部活が終わってそのまま通塾する日々。

23時に帰宅すると1日の楽しかったこと悲しかったこと学校や塾の先生方から聞いたお話をダダダ―――ッと報告して親子で笑う。という日々。明確な成長エピソードは考えても考えても出てきません。

では、娘が成長しなかったのかというと全然そんなことはなくて、それは受験期だからとかではなく、中学校3年間毎日成長を感じていました。ハードな部活で精神を打ちのめされ、テストの点数は本人にしてみると勉強時間に見合っていない悔しい結果も多く、絶望を繰り返し、「なんでこんなに努力してるのに。。。」と落ち込むこともたくさんありました。

それでも諦めることなく努力を続ける娘は本当に素晴らしかったし、なによりも辛いこと、苦しいこと、うまくいないことがあっても投げ出さない力を身につけたことは一生の宝物だと思います。

見守る親の心境

「仕事内容を知らない人から偉そうにアドバイスをされるとなんだか腹が立つ。」これは仕事あるあるだと思います。同じ環境に身を置いていない人からの偉そうなアドバイスって響かないところあるよな~って私は思っていて、それは子供も一緒なのでしょう。こちらは子供よりもたくさん生きているので、なんとなく要領の良いやり方などわかっているのだけれども、子供にとってみると今一緒に頑張っている友達や、今頑張っている自分たちを知ってくれている尊敬できる大人からのアドバイスこそ、心に刺さるものなのだろうと思っています。

ですので、中学生に上がってからは「娘は外で頑張っているのだから家では極力聞き役に徹しよう(仏の心)」を母親目標に掲げていました。

「子供のためを思ってアドバイスする→子供に迷惑がられる→その態度にイラっとする。」

この流れ、お互いの胃に全く優しくないので。親が子の聞き役に徹するということは、外に尊敬できるきちんとした大人がいるかがとても重要だと思っています。幸いにも娘の学校はみんな親身になって子供たちに寄り添ってくださる先生ばかり。

学志舎には熱い想いで指導してくださる塾長、(娘曰く)自信のオーラを纏っていて安心感がすごい村岡先生、質問に優しく答えてくださって、そしてとてもわかりやすい癒し系の石原先生、先生であり時には先輩のように対等に話を聞いてくださる佐藤先生と山田先生に本当に支えられていました。

模試で結果が良いととても褒めてくださり、落ち込むような結果でも常にポジティブな声かけをしてくださる先生方。できたことよりもできなかったところに目が行って落ち込んでしまう娘の気持ちを何度立て直していただいたかわかりません。

「国際の推薦受験番号を見た村岡先生に『なんか受かりそうな番号だな』って言われた!どんな番号よ!」

と笑っていましたが、実はかなり心強いお守りになっていたに違いありません。塾長にも心が折れそうなタイミングで「合格しか見えない」というような言葉をいただき、ポジティブな声掛けの大切さを改めて感じました。

感謝

学校と部活で忙しく夏期講習もほとんど参加できず、他の学校と試験日程がずれているためにフルで通常授業に参加できる日も少なかったのにも関わらず、臨機応変な対応をして下さり本当にありがとうございました。学志舎ならではのご対応だと思っております。感謝しかありません。

娘は心が折れそうなときに先輩方の合格体験記を読むのが好きでした。娘の合格体験記が少しでも次に続く塾生さんの心の支えになれば幸いです。子供ファーストな環境で勉強に専念することができたこと、11月まで部活を続けたいというなかなか無茶な娘の気持ちを否定することなく応援してくださったこと、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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