模試と過去問と本番

こんにちは、石原です。

12月の模試の結果が出ました。

結果を出した生徒さんが多数いらっしゃいます。自信にされてください。

(三鷹志望者の全体順位で1位になった塾生が2名いらっしゃいます。おめでとうございます!)

今回は振るわなかった人も気にしすぎないようにしてください。

模試はあくまでも模試です。

本番で合格点を取ることが目的です。模試はそのための練習試合です。

成績が良ければ嬉しく、良くなければ悲しいのは当然ですが、どちらの場合も引きずらず「課題発見」の材料にしてください。

ここからは模試がありません。残り1カ月で受験生の学力は大きく変動しますが、自分の位置はわからなくなります。

一番の目安は「過去問で過去の合格点を超えられるか」になります。

直しを大切にして下さい。

「答えを覚えてしまって意味がないような気がするのですが?」と思う人もいると思います。

過去問の直しが意味がなくなるような人はほんの一握りです。

答えではなく、答えに行き着くまでの流れが頭の中に再現されるようにしてください。

「こうすれば解ける」だけではなく、「なぜこのように考え始めるんだっけ?」、「どこをどう読めばそう考えられるんだっけ?」という視点を磨いて下さい。

また、直しを進めることで弱点単元がはっきりしてきているはずです。単元プリントなどに戻り、基礎基盤を固めましょう。

もう一つの目安は授業中に行う「新しい問題への対応力」が上がっているかどうかです。

適性検査の過去問の直しはその問題ができるかだけではなく、他の問題に応用できるかが重要です。

昨日(12/29)、本校のクラスでは伝えましたが、「当たれば倒せるパンチ力」が身についてきています。

「当てる練習(=時間を計って練習)」、「パンチフォームの確認・調整(=単元学習)」をくり返しましょう。

残りいよいよ1カ月となりました。

一日一日を大切に使っていきましょう。

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この記事を書いた人

(ラ・サール高校→慶応義塾大学(理工学部)→慶応義塾大学大学院→東大大学院→大手進学塾→学志舎)大学入学時より家庭教師、個別指導塾等のアルバイトを始め、指導歴は20年を超える。難関私立中・難関大学への豊富な指導実績に加え、日本の最高学府で学んだ経験を小中学生の指導に落とし込む。パターンやテクニックの丸暗記に頼らない、本質をつかみ、体系的に解法を掘り下げていく授業が魅力。特に「自分の頭で考える」ことを求められる都立中の適性検査問題を得意とし、一見難解に見える理系問題も易しく解きほぐし、子どもたちの知的好奇心と思考力を高めていくプロフェッショナル。物腰が柔らかく、温かい人柄で塾生と親御さまから圧倒的支持を得ている理系担当責任者。

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