都立中入試まで残り2か月

12月になりました。都立中入試まで2か月です。

どの科目のどの大問で何点取りたいのか、作戦を立て自分に必要なことを勉強してください。

先日、ある生徒から相談を受けました。多くの人の共通の悩みだと思いますので紹介します。

1日に何時間くらい勉強すればいいですか?

真剣さがまた上がったからこその、やってもやっても足りない気がするという不安かと思います。

まず睡眠時間を7.5時間以上は確保して下さい。

皆さんは成長期です。きちんと寝て心身の健康を保つことを第一にして下さい。

また、学校や塾で眠くなっては元も子もありません。

「何時間勉強するか」、ではなく「自分が一日に何時間使えるか」そして「その日どういう目的で、何に取り組むか」を考えて下さい。

例:読解問題のブレを小さくしたいから、1時間は〇〇の要約をする。

例:資料問題の記述力を上げたいから、〇〇年の大問2の問□を記述を書くところまで復習する。

また、勉強を開始する時間とその日の最初に取り組むことの二つは決めてしまうのがよいです。

例:月曜は16時に自立学習に参加、まず15分間は計算ドリルを解く。

最初は計算ドリルなど始めやすいものが良いです。自分にとって勉強の準備運動になるものなら何でも構いません。

自分の集中力をONにするトリガーを作りましょう。

始めるまでが長い。

何ができるようになりたくてその問題に取り組むのかが不明瞭で、学習効果が低い。

こういったことをなくしていきましょう。(私もプライベートは酷いものです…)

最後に、土曜の適性Ⅲ特訓と自立学習中の小6の様子です。「学志舎の中3」に交じって集中して勉強しています。

受験生の皆さんは当然不安が多いと思いますが、先生達は小6の成長を目の当たりにしてワクワクもしています。

適性Ⅱ特訓の点数などを見ても明らかに成長しています。

2か月前(10月)の自分を思い浮かべて見てください。

ここからの2か月は、これまでの2か月よりもっともっと成長しますよ。

ひたすら目の前のことに集中する特別な2か月にしましょう。

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この記事を書いた人

(ラ・サール高校→慶応義塾大学(理工学部)→慶応義塾大学大学院→東大大学院→大手進学塾→学志舎)大学入学時より家庭教師、個別指導塾等のアルバイトを始め、指導歴は20年を超える。難関私立中・難関大学への豊富な指導実績に加え、日本の最高学府で学んだ経験を小中学生の指導に落とし込む。パターンやテクニックの丸暗記に頼らない、本質をつかみ、体系的に解法を掘り下げていく授業が魅力。特に「自分の頭で考える」ことを求められる都立中の適性検査問題を得意とし、一見難解に見える理系問題も易しく解きほぐし、子どもたちの知的好奇心と思考力を高めていくプロフェッショナル。物腰が柔らかく、温かい人柄で塾生と親御さまから圧倒的支持を得ている理系担当責任者。

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