合格体験記&親御様メッセージ(2024年 都立武蔵中:Kくん)

目次

Kくん

入塾を決めたきっかけ

小4の秋頃、都立三鷹中の前を通り過ぎた時に近くて良さそうな学校だと思い、都立中受験を決めました。どこの塾に入ろうかと家族で考えましたが、幼稚園に通う途中にあった学志舎のことを思い出し、入塾テストを受けてみました。その時の第一印象としては、とにかく静かだということでした。馴染めるか少し不安もありましたが、テストの結果から、塾長に「西高も狙える」と言って頂き、当時はどのような学校なのかわかりませんでしたが、とても嬉しく自信に満ちた気持ちになれたことで、自分の意志で入塾を決意しました。

入塾後の成長

小5で入塾してから、初めに学んだのは礼儀です。塾内では常に礼儀を必要とするようになっていたので、自然と身についていきました。また、学習態度にも変化が訪れました。今まではなんとなくやっていただけの勉強だったのですが、学志舎に通うライバルたちの存在もあって、「やらないといけない‼」と思い、授業中は率先して手を挙げたり、必死に重要事項を覚えたりと積極的に学べるようになりました。また、先生方からも応援の言葉をいただき、どんどん学ぶ意欲を持てるようになりました。その結果、学力テストでは塾内成績上位になれました。

立ちはだかる模試の壁

小6に入り、都立中に向けた授業が始まりました。今までは都立三鷹中を目指してきましたが、春に都立武蔵中の学校説明会に行ったことを機に、独自の地球学や、優秀な生徒が多く集まる中での学習環境に大きな魅力を感じ、志望校を武蔵中に変えました。3科型で受けた初めての公中検模試では、偏差値60ほどと、安定して武蔵に受かる偏差値帯ではなかったのに、「これなら受かるかな?」と油断してしまいました。夏休みは夏期講習以外に勉強をせず、ゲームでたくさん遊んでしまった結果、9月には偏差値が6も下がってしまいました。この結果を見て武蔵中を諦めかけましたが、もう一度挑戦しようと思い、遅れを取り戻そうと精一杯努力しました。

自習がある日は毎日通って、適Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの過去問を解いては直してきました。その中で、石原先生の仰っていた「より多くの問題に目を通すこと」を意識して解くことが出来るようになりました。その結果、10月からの公中検模試では、偏差値65ほどを取ることが出来ました。また、模試返却の際に村岡先生からも「武蔵行けるよ」とのお言葉を頂き、自信がつきました。自習によって学習量を増やすことが出来たことが、合格につながったのだと思います。

先生方、そして学志舎の後輩の皆さんへ

的確なアドバイスや添削、また常に合格に役立つ情報の詰まった充実した授業で合格へと導いてくださった先生方、本当にありがとうございました。

そして、これから都立中合格を目指す皆さんへ、学志舎の環境を活かして、諦めずに憧れの学校への切符を掴み取ってください!!応援しています!

親御様

学志舎を選んだ理由

息子が5年生になる頃までは、私が選んだ市販テキストや通信教材を使い自宅で勉強していましたが、受験対策は塾にお願いしたいと思い、息子一人で通える距離にあり面倒見の良さそうな学志舎の入塾テストに伺いました。その際に塾長より「西高も狙えるよ」と言って頂き、本人は西高がどんな学校か知らないものの褒められて嬉しかったのか?気を良くしてこの塾に通いたいと自ら言い出し、小5から通わせて頂きました。最初は臆病な面があり気後れしがちな息子が、ピンと空気の張り詰めた感のある厳しそうな塾に馴染めるのかと心配もありましたが、杞憂に終わりました。授業はやりごたえと面白味のバランスが良いらしく、毎回張り切って2年間通っていました。

親のチカラupセミナーに参加して

親のチカラupセミナーでは、すでにWebサイトの親御様の声でも述べられている通り、ポジティブな言葉がけや親としての心構え・対応の仕方等、改めてご説明頂き学び直しました。そこから受験日まで、我が子のタイプ・状態をよく見て、いろいろと考え悩みながら最後の最後まで試行錯誤の日々でした。

受験を通しての息子の成長

大きく変わったことと言えば、学校の宿題の日記が10分位で書けるようになったことです。そんなことか!と思われるかもしれませんが、以前は日記を書くのに2時間位は「何をどう書けば良いのかわからない〜!」とゴネていましたから、すごい進歩です。

最初は都立三鷹中を希望して受験を決めましたが、それがなぜか夏頃から息子が都立武蔵中に行きたいと希望を変えました。息子の全般的な成長具合から都立三鷹中を勧める親と都立武蔵中で勉強したいと言い張る息子で12月まで度々話し合いました。しかし、やはり息子の人生なので、本人の覚悟をよく確認した上で、塾の先生方の御意見を参考に都立武蔵中を受験することに決めました。

ただ、息子は都立武蔵中に行きたいと譲らない割には、親との約束を破り続け、注意もどこ吹く風で、ゲームやTVをしっかりと楽しみ、塾だけはしっかりと通っていましたが、夏休みを制することは全く出来ませんでした。1日の集中していた勉強時間は、夏期講習の時間を含めても4、5時間だったと思います。学校がある日は、宿題の計算や漢字をのんびりとやり、社会のスライド作りやアンケート等でiPadを使い出すとなかなか止められずに2時間位が過ぎ、受験勉強はどれだけ?という感じでした。やっと机に座って勉強を始めたかと思えば、消しゴムやシャープ芯を無駄にしたりボールペンを分解して壊したり、クリップで知恵の輪を作ったり、計算用紙に絵を描いていたり、やりもしない肩たたき券を作っていたり、ただボーッとしている時もちょくちょく有りました。息子のやる気は全く見えない日々でした。

誰も勉強の邪魔をすることのない自宅なのに、5分と集中出来ない息子には本当に困っていましたが、「塾ではしっかりやっておられます」という塾長のお話から、一縷の望みをかけて、出来る限り毎日自立学習へ通わせて頂きました。幸い、塾だけは全く嫌がらず素直に自ら通っていました。冬休みのどんなに寒い朝も8:30からせっせと通い、時期によっては中3生の中に一人で学んでくることも多かったようです。それだけは感心し根性がついたなと思いました。

親としては受験に向けての早寝早起きの習慣作りや体調管理(睡眠時間9時間弱の確保)、過去問の解答用紙のコピーを欠かさないようにし書類整理に勤しみました。

受験を通して思うこと

小6になるまでに子供のメンタルと行動面の成長をもっと促しておけば良かったなと何度も思いました。元々私立向きの子に都立を受験させようとしたので余計に大変でした。コロナ禍だったので仕方無いですが、様々な体験不足が痛かったです。

こんな感じの愚息ですが、もう自分の考えで人生を選び歩み始めたことを知り、親が選び決めて与える時期の終わりを感じました。今後は成長の遅い部分もゆったりと長い目で見守り、息子の自主性が伸びていくことを信じて待つように努めることが肝要なのかなと思っています。
息子が都立武蔵中に合格出来たことは、学志舎の自立学習があってこそのことだったと思います。そして、5人の先生方の個性の滲み出る添削でのコメントやアドバイスをはじめ、的確で温かいご指導を頂いた賜物と思っております。息子はもちろん親の私にも色々とご教示頂きまして大変参考になり助かりました。


先生方のご健康とご活躍、そして学志舎の今後益々の御発展を心より祈念しております。
2年間、本当にありがとうございました。

学志舎の合格者は「内部生のみ」になります。
・模試のみの受験者
・無料講習の受講者
・映像授業の受講者
などは一切含まれておりません。

・合格発表日に外部生(数年前に受講したお子さん含む)に電話し合否確認をすること
・都立中の受験番号を聞き出し合格掲示板で確認すること
・塾生を通じて他のお子さんの合否状況を確認すること
などを行い、合格実績に含める行為は一切致しません。

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

目次