合格体験記(2023年 都立日比谷高校:Yくん)※推薦合格

入塾したきっかけ

私が入塾したのは中1の春です。小6で文化祭を見に行った時から都立西高校を目指しており、勉強の習慣をつけたかったため塾通いを希望していました。そこで都立高受験に強い塾があると母から聞き、入塾テストを受けたその日に学志舎への入塾を決意しました。

志望校について

私の志望校は中3の秋まで先ほど述べた通り都立西高校でした。その理由はもちろん西高に大きな魅力を感じたというのもそうですが、あまりに他の高校を知らなさすぎたということもあったと思います。
私が志望校だった西高以外で見学したのは模試でS判定が取れたため11月に興味半分で行った日比谷高校だけです。結果その1回の学校説明会により最終的な志望校が決定しました。
この経験から伝えたいことは早いうちからたくさんの高校を見学すべきだということです。自分が本当に納得する進路を選択し、充実した高校生活を送り、さらには将来の夢を実現するためには色々な選択肢を持っておいた方がいいと思います。

内申について

私は中学3年生の1学期、2学期ともに内申45をとることができました。その際取れるところは取ることを意識しました。
例えば、私は体力が乏しく運動が苦手でした。特に内申が最も重要になる3年2学期の体育の授業内容は水泳、柔道、長距離走、ラグビーと苦手尽くしでした。そこで、塾長が授業で仰っていた言葉のように、たとえ得意でなくとも毎回の授業に真剣に取り組み、提出物である体育カードの文章量を誰よりも多く、そして濃く書き、テスト勉強の時間を他の教科より多くすることでテストで90点以上をとり、低い実技の点数を補うことで評定5を取ることができました。

よく寝ること

よく寝る、というのは勉強を行う上で非常に重要になってくると思います。
中3の時期は自習室が毎日開放されており、毎回通うこともできます。その場合睡眠時間は短くなってしまうこともあります。眠くて学校の授業や塾での自習での集中力が落ちてしまい、勉強が頭に全く入らないと言うのは最悪の事態です。そうなるくらいならばよく寝て次の日の準備を万全にし、一回一回の勉強を大切にするべきだと思います。
私は正直他の塾生より頑張るタイプではなく、自習室も大した回数行っていませんでした。しかし、その少ない一回一回に全力を注ぐことで学習をものにし、好成績を修めてきました。さらに睡眠には免疫力の向上や精神面の安定などの効果もあります。受験というプレッシャーに耐えるためにはよく寝ましょう。

推薦特訓

推薦特訓の二週間は人生で最も濃く、最も成長した期間でした。
小論文は日比谷高校や新宿高校等計20問近くを解きました。一つ一つを先生方や先輩方に丁寧に添削していただき、そこでのフィードバックを次に書くときに意識するということを繰り返し、受験当日はそれまでの経験でついた力を存分に発揮することができました。また、面接は生徒同士、先輩方、先生方との練習を通じて自分が本当に伝えたいことを明確にでき、また様々な質問をされることで対応できる幅を広げることができました。どちらも推薦特訓で徹底的に練習したからこそ、当日は不安や緊張の全くない状態で臨めました。
また、推薦特訓が始まる前、日比谷高校を卒業された先輩と一対一でお話しする機会をいただきました。そこでは受験勉強だけでなく高校生活や大学へ向けての勉強の流れについても実際に経験された先輩ならではのアドバイスをいただき、将来に対する明確なビジョンを描くことができました。このような貴重な機会は学志舎でしか得ることができないと思います。

最後に

推薦特訓のみならず毎週の授業においても学んできたことは入試だけでなく人生において必ず活きてきます。学志舎での経験を誇りに高校では新たな刺激を得て益々成長していきたいです。3年間ありがとうございました!

この記事を書いた人

(千葉県立東葛飾高校→早稲田大学政治経済学部経済学科→IT企業→学志舎)人一倍真面目な性格でとにかく「正攻法」で問題と向き合う。自身が私立最難関大に現役合格した際の「正しい努力」の仕方を伝授。日々感じる「塾生の成長」はやりがいを越えて、もはや生きがいに。担当科目は国数英社理の5科目すべて。入社一年目にして都立推薦入試の小論文担当責任者に抜擢。頻出テーマごとの構成メモは受験生必読。都立立川高校の推薦入試では4名中3名を合格に導くなど、その指導力は秀逸で塾生からの信頼もあつい。目下、「都立推薦入試の小論文といえば学志舎の佐藤」と呼ばれるような存在を目指している。

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